投資型クラウドファンディング愛好家の案件考察ブログ

不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング愛好家です。比較的高利回り案件を中心に考察をしています。※当ブログは広告紹介、リンクが一部記事に含まれております。

たまにはCOZUCHIを振り返ります。

こんにちは。

最近、あまりちゃんと更新が出来ていないNNSです。

 

一度ちゃんと更新しない感じのターンになると、

なかなかペースを戻すのが難しくなりますね。

 

とはいえ、これという【これは絶対に紹介したい案件だ】

みたいなものもやや減り気味の状況だけに、日々の更新の仕方も難しく…

 

ということで、今回はたまには過去を振り返るターンにしてみました。

タイトルの通り、COZUCHIから四半期のレポートが更新されましたので、

こちらを見ながら感想などを書いてみたいと思います。

 

普段はCOZUCHIの案件について新規が出る度にほぼご紹介している私ですが、

意外と我ながら過去の実績について振り返るということはしていませんでした。

 

というのも、【実際に参加してみれば分かる】という気持ちがどこかあり、

まあ、私が語らんでも推奨して実際にやってみれば、良い思いが出来そうでは?

みたいなことでサボっていました。

 

几帳面な他ブロガーさんはそのあたりもちゃんと振り返られていて、

さすがだなーとか思っていましたが、

私は案件考察ブログと題していることもあり、

新しいことを基本的には紹介するということをメインとして書いていました。

 

とはいえ、新しい案件の紹介が微妙にしづらくなっている昨今、

そういう振り返りに時間を使うのも良いかなーということで、

今回は書いてみます。

 

尚、私はCOZUCHIのことを応援するというスタンスで比較的書いていますので、

そのあたりの微妙なバイアスについてはご了承ください。

 

ちなみに似たようなレポートを参照した記事が既に他ブロガーさんから出ていたり、

これからも出るかと思いますが、

【特に要請ではないですよ】ということは書いておきます(笑)

もちろん、広く紹介してもらいたい、見てもらいたいという気持ちでリリースをされたのだと思いますし、紹介記事はアリだと思って書きますが、

そういった事業者の気持ち(?)にネタ不足もあって乗っかってる私(や他ブロガーさん)というイメージだと思います。

以上、一応、前置きもしておきます。

それでは書いてみます。

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※参考リンク

https://cozuchi.com/wp-content/uploads/2022/09/%E3%80%90%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E3%80%91%E3%80%90202209%E3%80%91COZUCHI%E5%9B%9B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88.pdf

 

HP内にあるこちらの四半期レポートを読みながら記事を書いてみましょう。

 

2ページ目に小ネタがありますが、ここは割愛させていただいて・・・(笑)

 

3ページ目。

 

累計調達額:209億

運用中:22ファンド、148億

運用終了:34ファンド、61億

平均利回り:想定9.5%⇒実績24.1%(ここはちょっと厳密には違うと私は思います)

平均運用期間:想定8.4ヶ月⇒実績5.8ヶ月

 

こんな感じだそうです。

まあ、すごいとしか言いようがないです(笑)

【すごいですね!・・・以上!】

みたいな感じになりました。まあ、ほんとすごいとは思います。

 

がしかし、それだとさすがにふざけすぎなので、真面目に読み取ってみます。

 

まず、上記には記載していませんが、推移もグラフがありますので、

ざっくり書いてみますと、本年の年初は数字が出ていませんが、総額が70億~75億、

その内、25億~30億くらいが運用終了分だったということのようです。

つまり、非常にざっくりと総額のうち、6~7割が運用中だったという感じ。

 

に対して、今は210億と61億なので、大体7割から7割ちょいが運用中で、

3割くらいが運用終了になったという感じです。

 

なのでざくざくなイメージですが【少し運用中の比率は上がっている】

という感じがあるかもしれません。

まあ、このあたりは代々木公園案件などの大型案件が組成出来るようになってきたので、当然増えるだろうし、今後も増えるだろうとは思いますね。

 

運用中の金額が積み上がることは単純に言えば事業者リスクは増してくるということになりますから、そこは少し気にかけても良い部分かもとも思います。

ただ、当たり前ですが【運用中の金額・比率が積み上がる=たくさん案件が出て活気がある、投資家が集まっている】ということの証左でもありますので、

これは中身を精査した上で考えないとというところでもありますね。

 

未来のことはマーケットのことも含めて誰にも正確に分かりませんし、

過去を見返しても未来のことが分かるとは言えないので難しい部分ですが、

活気があってたくさん案件が出てきて、しかも投資家がそれに応えて資金を投入しているという非常に良い状況である反面、運用中の比率はやや上がってきているので、

そこは頭の片隅に置いておいて良い。

 

そんな感じかなーと思います。

まあ、個人的には案件の中身に納得感を持てているので、悪い印象はないかなと。

これからも面白い案件の組成を楽しみに待ちたいところです。

COZUCHIへ

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さて、一覧として置いた数字について一つだけ疑問を呈しておきました。

一応、私はあくまでCOZUCHIファンなのですが、

これは紛らわしい表現なのでは?とも思ったので、

一応の一応、説明だけは書いてみます。

 

平均利回りの部分ですが、実績24.1%!!と、物凄い数字が出ています。

でも、これ、疑問に思われた方もいませんか?

 

【全部の案件が利回り20%とか出てるわけじゃないのに、

平均が20%超えってさすがに高すぎない!?】と。

 

一目見た瞬間に「あ、これはないな」とか私は思ってしまいました(苦笑)

 

これは、んー、違うと私はあえて言わせていただきますか・・・

これは全ての運用終了時の利回りを単純に数字だけ足して割った数字ですね。

なので、武蔵関の283.5%が数字を押し上げている感じです。

0.3ヶ月で運用終了した(とはいえ、伝説的な利回りの案件で私も恩恵がたくさんありました!)ものが数字上、34分の1の価値を持ってしまっているということですね。

 

インパクトはありますが、運用期間の違うものの年利換算の利回りを足し算割り算するのはあまり意味はないとあえて言わせていただきます・・・

 

とはいえ、文句だけ言うのもアンフェアなので、自分で計算してみました。

 

まずレポートによると、運用終了金額は61.3億で、平均の運用期間は5.8ヶ月だった。

個々のファンドについての利益額をレポートより書き出して、足し算したところ、

3.1億の利益が出ていました。

つまり、31000÷613000÷5.8×12ということで利回りが出せますね。

すると・・・10.46%という数字が出ました。

ですので、平均利回りは実績24.1%という数字ではなく約10.4%ということになります。

正確な数字(小数点第2位まで計算)で計算すると、

もう少し上がりまして、10.59%という数字になりました。

 

さて、これが正解だ!と言いたいところですが、

考えてみたら【運用期間を単純に平均するだけでは正確に出せない】

ということにも気づきました。

つまり【1000万円の1ヶ月案件と、99億9000万円の12ヶ月案件の平均が50億の6ヶ月案件ではない】ということですね。

運用金額が個々に大小あり違う以上、運用期間も単純に平均するだけではダメで、

運用金額の大小の調整のための係数が必要になるということです。

 

実際は、この係数をかけることで、

金額をならした後の運用期間は約4.80ヶ月となりました。

大きな案件のEXITファンドがあるから短くなったということですね。

 

ですので、31000÷613000÷4.8×12

という計算が更に正確ということのようです。

約12.64%が実績の利回りということになりました。(正確な数字を使うと約12.76%

むしろ上がりましたね・・・(笑)

 

でも、これなら【COZUCHIならありえる。というかあったわ。】

という数字になったのではないでしょうか?

 

ちなみに、同じ話として、

元々の想定9.5%という数字も正直に言うと正確ではない数字で、

 

運用金額は61.3億で、平均の運用期間は8.4ヶ月予定だった。

個々のファンドについての利益額をレポートより書き出して、足し算したところ、

ちょい少なく3.0億の利益が出る予定でした。

 

つまり、30000÷613000÷8.4×12ということで利回りが出せますね。

すると・・・6.99%という数字が出ました。

ですので、平均利回りは想定9.5%という数字ではなく6.99%ということになります。

正確な数字(小数点第2位まで計算)で計算すると、もう少し下がりまして、

6.97%という数字になりました。

 

と言いたいところですが、これまた係数が必要になりますので、

係数を使うと、7.02ヶ月が金額をならした後の平均運用期間となりました。

30000÷613000÷7.02×12

ですので、約8.3%ということですね。(もう少し正確な数字だと約8.34%

 

ということで、一応、私が調べたところ(アナログ派なので手計算…笑)

 

平均利回り:想定8.34%⇒実績12.76%

 

こうじゃないかなーと思う私でした。

 

とはいえ、【想定段階で8%強を想定して、実績で12%以上利回りを払う不動産クラファン事業者】って恐ろしい実績じゃないでしょうか?

 

いやー、改めてすげえなと思いました。

COZUCHIへ

 

しかも、想定段階で2.99億の利益を配分する予定で運用を開始し、

運用期間を2ヶ月強縮めて、利益額が3.12億と、ほぼ同等・・・というか、

多少なりとも積み増して配当しているということで、

まあ、いやはや、すごい実績を残したなーと改めて思った私でした。

 

※尚、参考までにEXCELファイルも用意しました。(2879482)

↓↓

どっとうpろだにUpした自作EXCELファイル

 

永遠に見てもらうようなものでもないので、外部にアップロードしました。

(少しの間、消えた後にまた更新し直したりするかもしれません)

私が何となく作っただけなので、間違っている部分もあるかもしれません。

そのあたりは時間がある時に見直しはしますが、ご容赦ください。

(間違いがあった場合、心ある方がいらっしゃいましたら、ご指摘いただければ即訂正します(__))

パスワードはサービス名を小文字アルファベットで頭の3文字、

そして私のハンドルネームを小文字アルファベットで3文字の計6文字です。

興味がありましたらアクセスしてみてもらえたらと思います。

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それにしても、その後のページになりますけども、

ファンドごとの進捗状況なども知りたいなーとぼやいていたら、

今回のレポートでこうして概要とはいえ書かれるようになって、

何となく嬉しかったですね。

私だけが言っているわけでもなく、多くの人の総意ではあるでしょうけど、

こうして、期中の状況が分かるとまた一つ投資したい気持ちになるのでは?

なんて思うところです。

 

今後もCOZUCHIの発展に期待したいなと改めて思う私でした。

(最後が尻切れになったのは資料作りで時間をかけすぎて時間切れになったせいです笑)

 

以上、たまにはCOZUCHIを振り返ろうということで書いてみた記事でした。

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COZUCHIにご興味の出た方は下記リンクよりHPをご確認ください。

COZUCHI

※尚、不動産クラウドファンディングについて紹介する際は、知名度が劣るため、
類似した投資であるソーシャルレンディングをタグに入れています。両者は似たスキームですが、別物であることはご留意ください。
逆にソーシャルレンディングについて紹介する際は、不動産クラウドファンディングのタグは入れておりません。
※当ブログでご紹介している投資商品は元本保証がなく元本の一部棄損、あるいは全額棄損の可能性がある商品です。投資の判断についてはご自身で事業者のHPをご覧になるなど、ご検討の上なさってください。

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