こんばんは。NNSです。
あまり後ろ向きな言葉はブログの性質上、積極的に書きたくない私ですが、
今回はちょっとばかり後ろ向きなことも書いてみたいと思います。
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えー、まず、今朝驚きのニュースがありました。
ダチョウ俱楽部の上島竜兵さんが自死されたと。
私はその報道をヤフーニュースで通勤途中に見ました。
最初は【またタチの悪い冗談やってるなー】と思いました。
たまにネタ的な内容で、そういう見出しがあったりするので、その類かなと。
でも、ちゃんと見て見ると【上島竜兵さん】ってなってたので、
芸能人に「さん」が付くのは、つまり本当に亡くなったのだという意味と理解して。
そして中身を読んでみたのですが事故や病気、突然の体の変調ではないと示唆されていて、いや、本当に・・・驚きました。
特段テレビっ子でもないですし、
子どもが生まれてからはほとんどテレビをつけることもなくなっていたので、
最近のダチョウ俱楽部の皆さんや上島さんの活動のことは知らないわけなんですが、
それでも非常にショックでした。
幼少期、よく見ていたNHK教育テレビの子ども向け番組、
「天才てれびくん」でダチョウ俱楽部は93年から3年間MCをやっていて。
妹が結構、大きくなってからも見ていた関係で、
そこから10年弱後まで番組についての記憶はあるのですが、
世代的にはダチョウ俱楽部とその次のキャイーンのあたりがドンピシャ。
小さい頃に熱心に見ていた番組の憧れの(?)芸能人でもあったわけで、
応援していたという気持ちは特になかったのですが、
こうして亡くなってしまうと、思った以上にかなりショックを感じました。
何なら流れるまでは行かないにせよ、涙も何度か出てきました。
我ながら驚きましたが。
彼の師匠とよく言われる志村けんさんが亡くなられた時は、
正直に言えばこういったショックはそこまで感じませんでした。
それはやっぱり、一言で言えば「世代じゃない」からかなと。
志村けんさんの番組を見たことはあるし、面白いとも思いつつ、
最も脂の乗ったタイミングの時は、私は生まれていたかいないか。
なので、そこまで心に来るものは大きくなかったかもしれません。
もっとも、年齢も違いますし、新型コロナによる肺炎で苦しんでの逝去ということで、
そこにはまた違う意味でのショッキングな気持ちがありましたけれど、
どちらかと言えば、コロナが怖いということでのショックでした。
私もまだまだ人生はそれなりの年月あるのでは?と思われる年齢とはいえ、
それ相応には年を重ねてきました。
存在していて当たり前と思っていた方が年々亡くなっていきます。
何なら、昨年、うちの父親も亡くなりました。
年齢で言えば、上島さんと志村さんの間くらい。
はっきり言って好きになれなかった親父さんですが、それでも、
【あの人、どこ行っちゃったんだろうなー】なんてたまに思います。
ほんとはどっかにいるんじゃないのかね?とか、
何でもういなくなっちゃったんだよ。まったく。可愛い孫も2人いるのによ。
とか、ちょこちょこ思います。(ちなみに、うちの子とそのイトコの2人です)
好きではなかったと言っても唯一の父ですし、
いなくなれば、淋しさ?というか不便さは感じます(笑)
人の心って複雑だよなと思いますね。
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もうかれこれ7年以上経ちましたが、自殺という単語で思い出すのは、
JRAのトップ騎手だった後藤浩輝さんのこと。
競馬界に縁のない出身から、身一つで超一流・・・とまでは言わないにしても、
ほぼ超一流、本当のトップ騎手まで持ち上がった。
でも、色々な不運でケガが続き、命に係わる可能性のあるケガも負った。
復帰して数ヶ月、傍目には成績も良く調子も良いと思っていた。
亡くなる直前の週にはケガもあったものの3勝もしていた。
けれど・・・だった。
もっと前だと、世代的に思いだすのは、X JAPANのhideさん。
hide with Spread Beaverでの活動も順調だった矢先に・・・だった。
こういった方の名前を出すとキリがないですよね。
よくドラマでお見掛けしていた竹内結子さんとか、芦名星さんとか。
三浦春馬さんは、贔屓の女優さんである多部未華子さんと度々共演していたのでよく見る機会があったし、神田沙也加さんは年齢的にも・・・とか。
順調に見えている方がまさか・・・というパターンもあれば、少し色々なことでもしかすると悩まれていたのかな・・・という状況が垣間見える方も。
でもどちらにしても、【明らかにこの人は放っておいたらやばい】みたいな風に世間が認識するような状況下でどうかなってしまう人というのは聞かない。
それだけ一人一人の心の中というのは、本人にしか分からない。
ということなんだろうなと。
それこそ上で挙げた方々にしても、
配偶者だったりパートナー、交際相手がいたと知られている人も多いわけで。
「いないから」とも「いるから」とも言えない。
状況として同じような形で亡くなられたとしても、色々な意味がそこにある。
とにかく、やるせないな・・・という気持ちに尽きます。
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実はここのところ、少しばかりですが、
「生きる意味」みたいなのを考えてしまうことがありました。
まあ、私の場合は非常に忙しかった時期から、少し落ち着いたことで、
肉体的な疲れは取れていったものの、精神的な疲労感が回復するのが遅く、
その分、少し考え事をしがちになったという感じでしょうか。
非常に忙しく、肉体的にも精神的にもクタクタながら、気を張っているので、
ある意味では元気だったところから、一旦、ふっと気持ちが落ちた。
そんな感触がありました。
まあ、多少、今でも続いているような気もします。
というか、まあ、コロナだの円安だの何だのって悪い材料が多い中で、
GW明けとか、5月ですから、なかなか明るい気持ちでいづらいですよね。
正直、そんだけと言えばそんだけで、上で挙げたような方の苦しみとは違う事柄ではあるのですが、でも、多少はモヤモヤっとしていました。
モヤモヤが強いと、多くの皆さんも何となく体験されているかもしれませんが、
「ふっと、現実から乖離した思考をしてしまう」というのがあるんですよね。
例えば妄想ですけど、こっから飛び降りたらどうなるんだ?とか、
自分の今の置かれている状況から出奔したらどんなことに?とか。
大体、本気で想像して、むしろその方がよっぽど怖く思えてきて、
変な動悸がして、終了!ってなることが多いですが、
本当に心が苦しんでしまっていると、その妄想が、何かこう具体的なこと、
あるいは「せねばならないこと」のように感じてしまうのかな・・・
なんても想像します。
自分史上もっとも精神的に落ちてたなという時はそういう雰囲気は多少ありました。
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私は世間的に見れば幸せな人間です。
まだ若く、身体も元気。父こそ亡くなったものの母は元気、
妻子にも恵まれ、仕事でもそれなりに立場があり夫婦合わせた収入も問題なく、
投資も順調、何なら時にはブログですら収入にさせてもらっている。
また、収入は別として、こうして自分の言葉を紡ぐ場所もあり、
それにアクションをくださる方もいる。
子どもは可愛いし、年々可愛さも賢さも増していく。
この人の未来が楽しみですし、そこに私たち夫婦もどう関わっていくか。
面白いなとも思います。
でも、ほんの少しだけ思うんですよね。
「まだ責任はずーーーっと続いていくのか。」と。
あるいはかなり乱暴な言い方ですけど、「レールはもう出来てるんだよな」とかも。
無論、レールと言っても、この先、私たち親子3人やら、両家の父母やら、
仕事やら諸々が順調である保証もなく、それを退屈などと言ったら罰当たりでしょう。
でも、ほんの少しだけ人生もある意味で決まっちゃったなー。
みたいなことを思うと、精神的にはズシンと来るものはありますね。
たぶん無趣味なので1日で飽きますけど、すべてを放棄してフラフラしたらどうなる?
みたいな妄想をしたり(笑)
こうして、多少精神的にダルダル気味とはいえ、基本的に元気だから、
笑い話として記事が書けますが、これが本当に精神的にきつくなってしまっていると、
という一つ一つが絶望的なことのように感じてしまうのかもしれないなと。
私は色々と人と違う部分があって、学校生活では浮くことが多かった人間なので、
学生時代は親との折り合いも悪かったですし、
絶望的な気持ちの時もそれなりにありました。
今はそれと比べると、ある程度、体力的には辛い時もありますが、
何だかんだ言ってもほんと幸せだなと思います。
自分で自分の人生を選択出来ているような錯覚くらいは持ててますからね。
とりあえず今回の記事はあえて前向きな気持ちで更新しようということで、
「私は幸せです」という言葉で結論付けたいなと。
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話は戻りますが、上島さんのことは本当にショックでした。
これからは、時折「ガンバレ! アインシュタイン」という天てれでダチョウ俱楽部と子どもたちが歌っていた曲を思い出しても、
切ない気持ちが湧いてきてしまいそうです。
(たまにカラオケで歌ったりします笑)
でも、そうやって思い出すことがせめても旅立った方への「はなむけ」・・・
ということにして、在りし日の笑える上島さんの顔を思い出したいものです。
いやー、ほんと、一言で言えばショックでした。
というわけで、びっくりするほどショックだったので、記事にした。
そんな記事でした。
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