投資型クラウドファンディング愛好家の案件考察ブログ

不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング愛好家です。比較的高利回り案件を中心に考察をしています。※当ブログは広告紹介、リンクが一部記事に含まれております。

福岡の「ゴコウファンド」がクラウドファンディング化されました。

福岡主体という貴重な立ち位置の不特法事業者、五黄不動産の運営する、

ゴコウファンドがとうとうクラウドファンディング化されましたね!

 

結構、【待ってた】感は個人的にもありました。

地域的な分散という観点において、福岡の事業者というのは現況かなり貴重な存在で、

そういった視点もあって、以前から投資しておきたいなーと思っていたのですが、

HPをよくよく読むと【書面か・・・】と。

 

書面であることの案件上のデメリットは特にないんですけども、

やっぱりちょっと面倒くさいっていうのはありますよね。

今朝、TOMOTAQU(トモタク)の新規案件の申込書も送付しましたけど、

【ちょいかったるい・・・】とどこか思ってしまう自分がいました。

 

神様が先日我が家にプリンターを買ってくれまして、

「要るっちゃいるけど、要るのか・・・な?」みたいな気持ちが1ミリくらいだけ

(あくまで1ミリですよ!<本人にメッセージを送る笑)

あったようななかったような、そんなような気がしていたのですが、

いや、早速使わせてもらいました(笑)

 

というわけで、まあ、書面ってやっぱちょっと手間はあるんですよね。

 

それが【クラウドファンディング化されたので、HP上だけですべて完結出来ます!】

ということになったわけで、だいぶ案件なんかも見る気が出てきたなーって感じです。

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先日、広告掲載もするようになったので、まずはお試し的に参加してみようかなと思って1案件に出資してみたのですが、(まだその時点では書面でした)

なかなか改めてサービスを見てみるとユニークだなーと思いましたね。

 

例えば、今募集している中で最も大型の案件について下記にちらっと記載してみます。

 

案件名:佐世保大塔商業施設

募集金額:1億4000万円

利回り:3.5%(元利均等返還で元本を含めて6.48%)

運用期間:20年(最短6ヶ月)

利回り:6%(元利均等返還で元本を含めて8.52%)

運用期間:20年(最短5年)

 

こんな感じです。

まず最低契約期間が短い代わりに、利回りは低めというパターンと、

最低契約期間が長い代わりに、利回りは高めというパターンの2つがあるというのが、

結構面白いですよね。

 

そして築浅の商業施設とはいえ、

運用期間を最初から20年!としているのも何だか潔い感じがありますね。

このあたりは考え方として難しい部分はありますけどね。

人気が出てくることで利回りが低下するという可能性を鑑みると、

今くらいの知名度の時に先に投資して、長く持っておけば手堅く高い利回りを享受出来るという考え方もありますし、

経年と共に物件の評価額が下がってくることを考えれば、

適当なところで一度償還して、再度案件を組成してくれた方が、

現況の価値に正確となるのでは?という感じもします。

 

恐らくは、地方案件であるので、何度も何度も償還して再組成としてしまうと、

物件の価値が(市況次第で)大きく下がるタイミングが出てくるでしょうし、

そうなると、利回りを高くつける必要が出てきたりもするので、

最初から長い期間として顧客を囲ってしまった方が良いということなのかなーと。

(で、その代わり顧客には随時解約出来る形を採るということですね。)

 

ただ、とはいえ、それだけだと事業者が有利になりすぎるので、

その緩和策というのもあるのが、

ゴコウファンドのちゃんと考えられている部分かなと。

 

それが元利均等返還という独自の(?)仕組みですね。

住宅ローンの返済などのように、元本が毎月分配と共に返ってくるという安心感です。

つまり、万が一、五黄不動産に何かがあって倒産等なったとしても、

既に返されている元本は、当然もう自分の手元に来ているので返す必要がない。

そして毎月分配なので、既にもらった利益部分も返す必要がない。

 

この形を採っているので、投資家からもらっている運用額が漸減していくため、

物件の評価額の下落と(完全にかどうかは別としても)釣り合うという感じです。

 

投資家サイドから見ると、案件の基礎的な内容より、

実際は棄損リスクを減らせるということにもなりますね。

それに元本とはいえ、多めに戻ってくるのは何気に嬉しいかなとも(笑)

 

その分配されたお金で別の案件、別の事業者で投資するもよし、

また別の用途で使うも良しと出来るのが毎月分配の良いところです。

(もっと細かいことを言えば、万が一の何かがあって棄損した場合には、

確定申告をすることで収益部分の課税と相殺も出来ますね)

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事業者としての特徴、ポイントをまとめると、こんな感じでしょうか。

 

1:福岡主体という希少さが地域分散という観点から有用

 

2:地方案件のため、利回りが高くつきやすい

 

3:長期投資かつ毎月分配なので、資金効率が非常に良い

 

4:まだ知名度が高くない事業者のため、投資家有利な案件の組成もある

 

5:元利均等返還の案件においては早めに元本が利払いと共に返ってくるため、

案件そのもののリスク以上に、棄損リスクが下がる。

(ただし、その分、元本全額を運用し続けた時よりは収益性は下がるとも言えます。

ただ長期案件のため、一部でも先に戻ってくることの安心感は高いと個人的には思います。)

 

まだ、後発の事業者かつ、今までが書面だったこともあり、

クラウドファンディング化の途中ということで、

少し情報の見せ方が尖っているというか、

一般的なクラウドファンディングサイトの雛形と異なっているところも多いので、

普遍的な形に慣れている方には当初見づらい部分もあるかもしれませんが、

よくよく読んでみると案件としては結構面白いものも多いですので、

今後のクラウドファンディング化に伴っての新しい形の案件、

お得なオープニング案件にも期待して登録しておくのも良いかなと思ったりします。

 

書面型でありながら広告宣伝の活用やeKYCを使った登録など、

様々な形で顧客集めが結構上手だなーという印象を持っていたゴコウファンド。

ここに来て、クラウドファンディング化となったことで、更に飛躍するかも。

という感じは持ちますね。

 

01:完全クラウドファンディング化で電子取引を開始!(9月開始)

02:ご入金の翌日から分配金の計算を行います。(9月開始)

03:お預りしている分配金の再投資が簡単にできます。(9月予定)

04:電子決済アプリ「プリン」の利用により分配金の支払手数料がお得になります。(10月予定)

05:出金申請を営業日は毎日受け付けます。「プリン」なら15時までの申請で当日中にお支払い、現金振込の場合でも翌営業日にはお振込みします。(10月予定)

 

上記は公式HPからの転記ですが、上記のように投資家が必要としそうな施策を、

どんどん送り出していっているのも好印象です。

 

まだまだ私もゴコウファンドについては細かい部分まで見られていませんが、

今後は新規案件などで大型案件、魅力的な案件があれば、案件についても、

詳細を見て、記事を書いたりしてみたいなと思っています。

 

以上、自分なりにゴコウファンドのクラウドファンディング化ついてご紹介してみました。

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ゴコウファンドにご興味の出た方は下記リンクよりHPをご確認ください。

ゴコウファンド

※尚、不動産クラウドファンディングについて紹介する際は、知名度が劣るため、
類似した投資であるソーシャルレンディングをタグに入れています。両者は似たスキームですが、別物であることはご留意ください。
逆にソーシャルレンディングについて紹介する際は、不動産クラウドファンディングのタグは入れておりません。