ソーシャルレンディングの新興事業者であるバンカーズが突如として持ってきた、
鶏卵国内最大手のイセ食品への10億貸付案件ですが、
既に先行した抽選分が即座に3億円を集めるなど、
今までの実績からすればかなり良い調子で集まっていたものの、
さすがにそこからの第2弾の7億では苦戦が見られています。
私自身、正直に言えばもう1パンチ欲しいということで、
保全の手厚さは評価していますし、貸付先が実需に根差した企業ということで応援したい気持ちはあるものの、現状投資には至っていません。
いつも書くことですが、案件が埋まるかは結構水物みたいなところもあって、
【物凄い勢いで8割くらいまで埋まる】と、
どうしても人は【急がないと!】と煽られる気持ちが出てきますから、
更に勢いを増して売り切れることが多いというのがあります。
逆に開始早々で程々の勢いしかなく、6割以下くらいで止まってしまうと、
【まあ、まだ大丈夫っしょ】的な気持ちの中で、
募集期間ギリギリまでダラダラとした埋まり具合になりがちです。
先日の大家.comの押上案件の3期目も、2期目が埋まるのに多少の時間を要したので、
(それでもその日の夜の内には終わっていましたが)
3期目にかなりの苦戦が予想されるなという気持ちもあってか、
日曜日のお昼という一番投資しやすい時間にスタートを持ってきていました。
まずまずのペースでスタートしたものの、8割まではたどり着かず、
そこから、やはり結構苦戦。
最終的には募集終了日のギリギリで全額埋まるという形でした。
もしかすると、当初は4期目も一連の流れで募集する予定だったのかもしれませんが、
(他ブロガーさんが何となく記載されていたことなので、真偽は不明ですが)
4期目は時間を空けて(来年?)の募集となるようです。
3期目の最後も止まりかけていたところで急に動き出した雰囲気もあったので、
それこそグループ企業の方など、普通の一般投資家じゃない方も参加されたりしたのかもしれませんね。
逆にそういう方は一般投資家で人気になるような案件には当然普段は投資出来ないでしょうし、ある意味嬉しかった人も隠れているかも?なんて妄想をしたりしました。
(※あくまで妄想です。ただ、事業者によってはグループ社員の投資についてはこういう方針ですということが案件の中に記載されていたりするところもあるので、
投資する方がいても不思議はないかもなとは思ったりします。)
・・・と、すっかりバンカーズの話ではなく、大家.comの話になってしまいましたが、
(ちなみに大家.comのキャンペーンも1ヶ月の間、期間延長しています。別タイプの案件もいくつか出そうです。
そのあたりはまた落ち着いたら別記事で書こうかなと思います。)
バンカーズのイセ食品案件は下記の通り、募集期間が変更となっております。
変更前:7/20 12時 ~ 7/26 最終
変更後:7/20 12時 ~ 8/9 最終
それに伴って、成立判定日、融資実行日、運用終了日も変更となっていますが、
償還までを超特急にすることによって、
償還分の支払日は変更なしとするとのことです。
まあ、ここだけの話、普段からそんなにすぐ支払いが出来るなら、
支払ってくれてもいいような気もするんですけどね。
どうしても利回りが低め、運用終了から償還までが長め、出金が有料というのは、
ブロガーとしても推しづらいというのがあり・・・
いや、まあ、ブロガーとして推しづらいというよりは、
一投資家として投資しづらいと言った方がいいか。
結構私はそういうみみっちい部分を気にする派ですので(苦笑)
バンカーズさんの案件は保全性の高いものが多いですし、
透明性も高くてそこは良いなと思うところです。
それに、私は利回りを追う派ではありますけど、
必ずしも利回りが高いことが是という風に思う人ばかりでもないでしょうので、
そう考えると、もっと飛躍出来そうな気もするのですが、
どうしても募集から案件開始までのタイムラグ、運用終了から償還までのタイムラグなんかも含めて、安全第一という感じが強いかなと。
投資家にとって良い事業者であることばかりが良いということはなく、
事業者さん自身があまりデメリットを背負いすぎるのも、
結局は「投資家にとってのリスク」になりますので、
そのあたりで手堅いのは本当に大事なことではあるんですけど、
新興事業者としてはもうちょっと冒険してみてもいいような気はするんですよね。
ま、その「冒険」的な案件が今回なわけですが、とはいえ4%なので、
もう一声欲しいと思う人も多そうですね。私もそうかもしれません。
多くの人に応援してもらいたい案件だ。
その代わり保全性を高めて自信を持っていますということだったら、
まあ、本音を言えば以前書いた記事の繰り返しにもなりますが、
10万くらいからがキャンペーンスタートでも良い気はするんですよね。
30万からだと手が出づらいというか。
それこそ10万くらいからキャンペーンで、30万まで行くと更に手厚くなるとかだったら、「おかわり投資」にも期待出来そうですしね。
最初は10万とか15万を入れてたけど、埋まり具合が良いから、ついもう一度投資してしまって結果、30万になるみたいな。
結構私は他人に影響されやすいので、時折そういうことがあったりしますし(笑)
と雑談が長くなってしまいましたが、今回、苦戦中ということもあり、
運用終了から償還支払いまでを短縮する形にすると発表したのは、
私はかなり好印象を持ちましたね。
今回、期間が延びたことで、某SBISL(隠れてない笑)から元本割れで償還されてくる
そのお金を投資することも可能になったので、
(最初のだと間に合わなかったのでタイミングも悪いなという印象でした)
私自身もそのお金をどこに投資するかは考え中ですが、そういったお金にも期待しているのかなーとも思いました。
って考えると最初から織り込んでいた可能性もありそうですが、途中から募集期間を延ばすということの印象自体はそれほど良くもないですし(キャンペーンとかなら裏側がどうであれ喜ばしい話題になるのですが)
そのあたりは不明ですが、ともかく募集期間が延びて、考える時間が増えたこと自体は投資家にとっては悪い話ではないので、ゆっくり気になる方は案件をご覧になるのがいいのかなと思いますね。
尚、案件の詳細については既に別記事で書きましたので、
下記リンクをご参照くださればと思います。
※こちらは仮時点での雑記です。お時間があれば合わせてご覧ください。
まとめの部分を一応再掲しますと、
「人的な部分」
【カリスマ社長ではあったものの高齢である伊勢氏は社長を退いた】
【取引先?関係の人物と思われる田中氏が社長に就任した】
【田中氏の関係先と伊勢氏の関係先は繋がる上、M&Aなどの文字も出ており、上場企業との絡みもあるので、経営改善はされそう】
「案件的な部分」
【グループ企業の保証だけでなく、優良得意先の売掛債権も登記しており保全は厚い】
【伊勢氏は社長を退いたが、恐らく株主として、実質的な経営者としてはまだ力を持っているため、個人資産などのバックアップがあるかも・・・?】
(そのあたりの判断は個々の感覚になるかもしれません。私はあるのかなと想像します)
【アフターコロナが少しずつ見えており、業績改善に期待も出来そう】
【キャンペーンが豊富で、実質的な利回りは4%より高い】
こんなところが良い部分です。
悪い部分を挙げると、投資家限定情報で見れば分かる通り、
大きな純損失が昨年度出ていたり、気になる部分はそれなりに色々あります。
(とはいえ、利益剰余金もまだ割とあるので、
危機的状況の一つ手前レベルだとは思います)
※尚、真偽不明ですが、経営者が変わったことにより銀行も融資に対しての姿勢を軟化させつつあるという話もネット上に出ていましたので、アフターコロナが少し見えつつあることも含めて、イセ食品を取り巻く環境は良化しつつあるかもしれません。
真偽についてはご自身でお調べになられてくださればと思いますが、元々コロナ禍で経営悪化していたにも関わらず、高齢の伊勢会長が社長を退かないので銀行が融資することを渋って、会社が苦戦していたという報道は出ていたので、正しい可能性はある程度高いかなと個人的には判断しています。
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バンカーズのキャンペーンについても、以下に再掲します。
【2021年4月22日(木)~9月30日(木)までに会員仮登録し、2021年10月8日(金)までに会員本登録完了かつメールマガジン登録して下さった方へ、 Amazonギフト券2,000円分をもれなくプレゼント!!】
という新規会員向けのキャンペーンもやっていますので、
とりあえず会員登録をしておくというのはアリでしょう。
他の事業会社さんと比べると「もれなく」かつ「2000円」ということで、
かなりお得ではあります。
バンカーズは【多額投資してくれる人に手厚い還元】
という特徴のある事業者ですので、
今回の案件もいつも通り卵ギフト、Amazonギフトと、
多額投資する方には手厚い戻りがあります。
余剰資金がそれなりに豊富にある方には特に注目されたら良い案件かなと思います。
今からの登録でも、先着の投資には間に合う可能性は高いと思いますので、
ご興味が出た方は、HPをご覧になってみてください。
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