先日、不動産特定共同事業者の一覧みたいな記事を再更新した時に新たに発見した不動産クラウドファンディングの事業会社について、
少し調べてみましたので、記事にしてみます。
とりあえず、先日の「更新した」というお知らせ記事を下記に置いておきます。
上記記事の中の「JRD株式会社⇒iRD(1,2号)」について今回は書いてみます。
まず、先にですが、この記事は上記の会社について自分なりに調べたことを書く記事であり、【この会社での投資を積極的に推奨する記事】ではないことを書いておきます。
逆にこの会社の評価を貶める・・・であるとか、この会社での投資を推奨しないという記事でもありませんので、フラットに受け取ってもらえたらと思います。
JRD株式会社は、設立が平成9年5月で創業25年ということです。
宅地建物取引業においても、「東京都知事(5)第75426号」と(5)という更新回数の多い数字が出ているので、そういう意味では会社としての実業をずっと続けてきたという信頼感はあるだろうなと思います。
主な事業の中には飲食店経営もあり、「SPONTINI」なるイタリアのピザチェーン?の海外初進出の代理店として数店舗経営しているということでした。
その他にも「スペイン料理 PAEZO」というお店を銀座でやっていたようですが、イマイチ情報がなく・・・閉店してしまったんでしょうか。
ともかく、飲食業にも力を入れているということは結構調べると出てきました。
そちらも会社の所在地及び社長は同じということで、オーナーの力が強い会社なんだろうなという印象も持ちました。
尚、社長さんはインプレスから本も出していますし、活動的な感じですね。
特に非常に良い評判であるとか、非常に悪い評判であるとかは見つからなかったですが、強いて言えば「マンション投資等をしませんか?という飛び込み営業がしつこい」みたいな書き込みはありました。
まー、このあたりは不動産会社にはついてくる評判なので、そこまで気にしてはいませんが、不動産クラウドファンディングも、そういった本業である【マンション投資への勧誘】の足掛かりというのは他の業者同様あるだろうなという印象を持ちますね。
積極的に会員を誘っていくスタイルなのか、名前を売って間接的に投資に興味を持つ層への評価を高めていく感じなのか、そのあたりは未知数です。
ちなみに、既に案件は2つ募集が終了しており、運用期間3ヶ月で5%台。
「セジョリ」「ディム」という自社ブランドの区分マンションでの運用でした。
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事業者の実績がある程度豊富であり、飲食業もあるなど多角的に事業展開しており、
オーナーの実力がある会社。という感じの印象を持ちました。
ただ、反面、ということもあって少し拡大主義的なところもあるのかもしれません。
飲食業が現在苦戦しているのは間違いがないだろうことで、
そのあたりを含めた経営資源へのテコ入れなんでしょうかね。
決算を見るとキャッシュが潤沢で、なかなか安定的なのかなという印象は持ちました。
というわけで、気にかかる面もあるが、事業者として信頼出来そうな部分もある。
私は3ヶ月など短期のファンドには投資しないので、今のところ登録予定はないですが、興味のある方はHPや各種情報を確認されるといいのではと思いました。
以上、調べたことについて書いてみた記事でした。
※尚、不動産クラウドファンディングについて紹介する際は、知名度が劣るため、
類似した投資であるソーシャルレンディングをタグに入れています。両者は似たスキームですが、別物であることはご留意ください。
逆にソーシャルレンディングについて紹介する際は、不動産クラウドファンディングのタグは入れておりません。