おはようございます。NNSです。
まだそこまで強く感じていないですが、現職が繁忙期に入りつつあり、
6時出社の方からの仕事の連絡が5時頃から来ており、その受信音で起きた私です(笑)
いや、これは切っておけば良いだけの話なんで、その方が悪いわけではありません。
私宛というか全員宛ですからね。
普段は起きたい時間が6時過ぎ、受信音も大体その時間に来るということで、
まあ、切らなくとも良いだろうと思って切っていないのですが、最近は早い。
ちょい悩む私でした。
さて、今回は雑談回としてTECROWDの新規案件について書いてみたいと思います。
まだ調べている最中の案件ですので、
ただネタになりそうな部分だけ書いてみる形です。
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まずは前提条件がないと分かりづらいので、概要を書いてみます。
案件名:TECROWD 42号ファンド ZONE shinsaibashi west
募集金額:4億9360万円
目標利回り:7%
運用期間:24ヶ月
募集開始:5/9 18時~5/28まで(先着式)
内容としては、以下は引用させていただきますが、
「本ファンドは、大阪市西区北堀江に位置する宿泊施設「ZONE shinsaibashi west」が対象物件です。 鉄骨造10階建、延床面積1,390.26㎡(土地面積184.85㎡)の休眠状態にあるホテルを購入後、当社グループ監修のもとリノベーションを行います。ホテル内には、ジムやソロサウナ室、グループサウナ室などを併設し、顧客一人一人の心と身体の健康にフォーカスした施設となります。 また、本プロジェクトは、ジムに特化したシェアリングサービス「THE PERSON」を運営するstadiums株式会社と、ホテル・民泊運営実績の豊富なmatsuri technologies株式会社との共同プロジェクトとなります。無人運営による利益の最大化を目指しながら、あえて人を介入させることにより、より一層の付加価値の向上を目指しています。 なお、本ファンドでは物件の1-4階部分を購入しますが、次号以降のファンドにて5-10階部分も購入し、最終的に物件全体を運用する予定です。」
といった感じのホテル案件です。
サラッとした感じの文章になっていますが、
大事なポイントがいくつも入っているなと。
1:現在は休眠中
2:鉄骨造で10階建て、土地面積が184平米くらい
3:次号以降で5-10階も取得予定
こんな感じです。
まあ、このご時世でホテルが休眠中、そして場所が大阪ということで分かるかと思いますが、コロナ絡みという印象は受けますね。
そして10階建てで土地面積が184平米なので【狭くて細い】というのも分かります。
200平米だったら郊外だったら広めの一軒家くらいの広さですからね。
そして次号以降で上階も取得予定ということで【今回が総額ではないプロジェクト】
ということも分かります。
なかなかコンパクトに説明されていて良い説明ですね。
まあ、サラッとしすぎていて、
読み込まない人は流れてしまいそうなところもありますが(笑)
さて、ところでこの物件なのですがファンドページに小さく画像が出ているので、
当該物件を見つけることが出来ました。
(会員以外にも公開されている成立前書面の中に住所の記載がありますが、
地番での記載なので、正確な所在地を掴むのは少し苦労が要ります。
時間をかければ調べられるレベルではあるでしょうが…)
その当該物件をストリートビューで見たところ、2020年頃以降、
「& AND HOSTEL SHINSAIBASHI WEST」という看板が見えます。
【あー!なるほどね!】と全ての流れをこれだけで気づけた方は、
相当なクラファン好きだろうと思います。
業界関係者なら、もしかすると、そういうことか。と分かる方もいそうですが。
サラッと自分の知っていることを書いてみますと、
【& HOSTELシリーズは上場企業であるand factory社が行っている事業】
【and factory社はIT系企業だがIoTなどを通じて不動産、ホテル事業も展開しており、実は不特法の免許も持っている】
【and factory社の元重役かつ、& HOSTELの元プロデューサーかつ、元TECRA副社長というTECROWDの元重要人物という方が存在する】
【& HOSTELシリーズの施工をTECRAが手掛けている】
こんな感じなんですよね。
調べてみると、「& AND HOSTEL SHINSAIBASHI EAST」という双子的なホステルは、
2019年に開業したものの、恐らくコロナ禍の影響を受け、現在は閉業したようです。
そしてWESTに関しては、ネット上に何の記載も出てこないため、
【開業することなく休眠に至った】のかなーと想像します。
石田さんという元and factoryかつ元TECRAの方がTECROWDをローンチした直後のキーパーソンであったことは初期からのTECROWDファンの方であれば、
ご存じの方も多いかと思いますが、この方は現在はTECRAを離れて、
ご自身で事業をやられている(?)ようです。
非常にアイデア豊富なカリスマっぽい方のようなので、
また不特法に関わってくる可能性もあるのかなーと個人的には何となく感じています。
ともかく、石田氏というキーパーソンがおり、and factoryとTECRAがそのあたりで当時繋がっていき、そして多少の月日が流れて、現況の物件所有者はインベスコアジャパンという記載が書面上にありますので、
これらの会社にとって休眠中になっているSHINSAIBASHI WEST(やEAST)が、
「持て余している」という感じの物件なんだろうなとは想像出来ます。
これを市況の変化と投資家資金を使って、もう一度利益を生み出せる物件に再生するというのが今回のプロジェクトということですね。
なかなか銀行からの借入だと遂行しづらい開発プロジェクトにも思えますし、
いかにもクラファンが合うタイプの案件とも感じます。
市況的にも成功出来る可能性は充分に感じますし、面白い案件でしょうね。
ただ、強いて一つマイナスな言い方をすれば、「…という経緯」の物件ですので、
いわゆる債券的な案件というよりは事業型ファンド、プロジェクト型ファンド的に捉える方が良い案件ともいえるかもしれません。
インベスコア社のマスターリースがあるため賃料は安定していますが、
むしろ物件を手放してキャッシュを得る側(親子会社とはいえ)の会社ですから、
そこも考慮する必要はあるかもなーとは思います。
もちろん、自社物件をクラファン側に切り分けた案件など、どこの会社もやっていることなので、別に変な案件でもないのですが、
親子会社とはいえ、一応、売却して権利を切り離しているのは注目かなと。
ということで、今回案件について調べたことを取り急ぎ書いてみました。
利回り7%かつ24ヶ月と高利回り案件でもありますので、
この後ももう少し調べて考察記事まで持っていけたらいいなーと思っています。
ちなみにTECROWDはスマートフォンを活用した会員登録方法があるため、会員登録自体は素早く行えます。GW中に登録申し込みすれば恐らく募集開始までには登録が完了するかと思いますので、ご興味のある方はHPをご確認ください。
以上、調べたことの雑談記事でした。
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TECROWDにご興味が出た方は下記リンクよりHPをご確認ください。