投資型クラウドファンディング愛好家の案件考察ブログ

不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング愛好家です。比較的高利回り案件を中心に考察をしています。※当ブログは広告紹介、リンクが一部記事に含まれております。

実は上場系の不動産クラファンサービス【72 CROWD】についてご紹介します。

※本記事は広告リンクを掲載しております。

 

いきなりタイトルで概要を紹介してしまった感もありますが、

今回は「実は上場系」である不動産クラウドファンディングサービス、

72 CROWD(ナナニークラウド)についてご紹介します。

 

サービスローンチが昨年の7月と既に1年半弱はサービス歴があるということで、

既にご存じの方、登録をされている方もいらっしゃるかなとも思います。

 

私自身は初回案件が運用3ヶ月案件で抽選型ということもあり、

サービスが長く継続される可能性がどの程度あるか様子を見たい気持ちもあり、

当時は登録まではしませんでした。

 

が、その後もややペースはゆったりながら計3案件を組成しており、

また2回目以降の案件は運用期間も6ヶ月、9ヶ月とある程度投資をしている感覚の持てる運用期間で組まれているため、注目はしていました。

 

今回、こうして広告掲載の開始もあったことですし、

サービスを広げていこうという気持ちを強くお持ちなんだろうなと感じます。

 

上場系サービスの良いところはやはり運営会社の信頼性が感じられる部分、

また、案件が毀損する可能性が基本的にその他の事業者より低いだろうと感じられる案件が多いというところでしょう。

一方で、デメリットというと少し言い方は厳しくなってしまうかもしれませんが、

【3ヶ月案件などあまり資金運用が出来ない】【お試し感が強い】

【抽選などで実質的にほとんど投資機会がない】【本業へのフックツール感が強い】

なども多くの事業者ではありますよね。

 

事業者であるインヴァランス社も本業は自社開発物件の販売や管理であるため、

フックツール的な部分は恐らくそれなりにあるのかなとは思いますが、

 

案件の組成頻度がややゆったりで、尚且つ運用期間はそれなりに長く取っている・・・

ということを勘案するとそれだけではなく、不動産クラウドファンディングという投資方法、投資家との関わり方を新規事業の一つとして試しているという風にも感じられます。

今まではその部分がいわゆるお試し的な雰囲気もありましたが、

今回、こうして広告も始まったということを勘案すると、

そのお試し的な部分をもっと広げていく気持ちでいるのかなとも思いますね。

 

私自身も今後は登録をして案件の詳細を見るなどして、

更に深く知ってみたいなと感じた次第です。

72 CROWDへ

 

既に募集の開始されている案件もありますので、

そちらについてもご紹介したいところですが、

まずはその前に、72 CROWD(ナナニークラウド)を運営している、

株式会社インヴァランスについて、ご紹介してみます。

 

概要は下記です。

 

社名:株式会社インヴァランス

所在地:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー 17階

大阪支店:大阪府大阪市中央区南船場1-13-14 南船場スクエアビル3階

代表者:小暮 学

設立:平成16年5月

資本金:1億4300万円

 

設立から15年強ということでそれなりに新興企業の部分もありつつ、

リーマンショックを乗り越えてはいるということで、

不動産会社としては信頼感を感じられるプロフィールかなと思います。

資本金についても不特法(不動産クラファンの根拠となる法)の必要要件である1億円を上回っており、問題ない数字ですね。

 

現在も創業者である小暮氏が代表取締役を務めている一方、

一部上場企業である大東建託が100%の株主となっています。

 

カリスマ的創業者が代表に残っているものの、経営母体はより上位の会社に移っているというパターン、これは不動産会社においては多く見られますね。

2020年の10月に資本業務提携についてのリリースが出ていますので、

恐らくその頃から近い形態になっていたようです。

 

ということで【実は上場系】という表現はここの部分を見て書いてみました。

いわゆるストレートな上場系とは微妙に違うところもありますが、

逆に言えば、【だからこそいわゆるただの上場系よりは独立路線で運営されていそう】

というのが個人的に想像する部分ですね。

代表者の方自体も変わっているとかであればまた違うのかもしれませんが、

残っていらっしゃるわけですしね。

 

私自身、上場系サービスの信頼性の高さは買いつつも、どうしても本業、より大きな事業側に配慮した運営方法のサービスが多い印象もあったので、

こちらについてはまた違う運営となるのでは?と期待しています。

72 CROWDへ

 

尚、代表であり創業者でもある小暮氏は76年生まれということですので、現在46歳。

30代前半で会社を立ち上げ、1代で大きくした手腕は恐らく高いものがあるでしょう。

まだまだ若い年齢であり別会社も興しているなど新しい事業へ前向きな印象が持てます。

不動産クラウドファンディングへの進出も、

恐らく代表の考えも反映されているんでしょうね。

 

ところで、少し話は変わりますが、【サービス名にある72って何???】

これについて気になった方もそれなりに多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私も以前からサービスについては存じていたものの、

【ナナニーってなんなんだろう・・・】みたいなことは気になっていました。

 

今回こうしてご紹介するにあたって当然そこは知っておかないとと思って調べましたが、

【複利の力を簡単に計算するための法則である「72の法則」から取った、

インヴァランスが行っている各種サービスの愛称的なもの】

ということのようでした。

 

例えばYOUTUBEには72チャンネルというのがありますし、

その他にも、72スクールや72サロンというものも展開しているようです。

こういった他のサービスとのシナジーまで狙っているかというと、

そのあたりは何とも言い難いところもありますが、

いずれにしても、72の法則という複利を簡便に理解するための数字を紹介(?)

しつつ、自社と顧客に関わりを持ってもらおうというのがコンセプトのようですね。

 

72の法則・・・一応、軽く書いてみると、

【72から利回りO%のO部分で割って出た数字が、資産が倍になるまでにかかる年数】

という複利の簡単な計算式のことを言います。

つまり、利回り5%をずっとキープ出来ればおよそ14.4年で資産が倍になる。

10%であれば7.2年で資産が倍になるということです。

不動産クラファンなどのクラファン投資では、(税金や毀損リスクなどを考えると)

恐らく利回り4%くらいでしょうから、その場合は18年となります。

 

利回り4%と聞くと【まあまあかな】みたいな印象も持てますが、

それでも18年あると投資した資産は倍増するわけですから、すごいですよね。

ほんと預金だけではインフレ等で資産が目減りするだけだよなと改めて。

 

ということで、不動産投資や自社物件の紹介などを基本としつつも、

投資や複利についても主に若年、青年くらいの年齢の方に紹介するサービスを展開しているようでした。

72チャンネルではファイナンシャルプランナーの資格を持つAKBの武藤十夢さんなどのタレントさんを呼んだりもしていますし、

ある程度、広告を上手に使って様々なサービスを展開しているタイプの会社さんだなという印象でした。

その他にも、たまたま見つけたサイトですが、「MONELIY(マネリー)」という資産運用や各種ニュースについて専門家がコラムを書いているブログ的なサイトの運営などもやっていますし、多角的に事業を拡げている会社という印象はやはり持てますね。

72 CROWDへ

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さて、会社についての紹介がやや長くなってしまいましたが、

サービスとしての現在募集中の案件、過去の案件についても簡単にご紹介してみます。

 

募集中案件

案件名:72CROWD.中野落合ファンド

募集金額:3240万円

目標利回り:4%

運用期間:12ヶ月

募集開始:1/4 10時~1/13一杯まで(抽選式)

 

1号案件

案件名:72CROWD.高輪ファンド

募集金額:3200万円

目標利回り:5%

運用期間:3ヶ月

募集開始:21/7/12 10時~(抽選式)

 

2号案件

案件名:72CROWD.代田橋ファンド

募集金額:2640万円

目標利回り:5%

運用期間:6ヶ月

募集開始:1/17 10時~(抽選式)

 

3号案件

案件名:72CROWD.文京江戸川橋ファンド

募集金額:2700万円

目標利回り:5%

運用期間:9ヶ月

募集開始:8/31 10時~(抽選式)

 

自社ブランドのマンションである【CREVISTAシリーズ】の築浅物件をクラファン用に切り分けることで、安心・安全な案件の運用をすると共に、

自社物件の紹介も兼ねているという印象です。

ちなみに不特法の免許が1号のみとなっているため、

2号免許がない現状では他社物件の紹介などが出来ないですから、

今後の募集案件も自社ブランドの紹介を兼ねた案件が続くのかなと想像出来ますね。

 

やはり個人的には9ヶ月など一定以上の期間の運用をしてくれると、

投資に前向きになれるなという印象が持てます。

また、利回りは5%ありますから上場系のサービスとして考えると非常に高いですよね。

逆に今回案件は4%と利回りは落ちたものの、12ヶ月と中期間の運用となるため、

資金効率が上がっており、これはこれで良い印象を受けます。

 

以前の案件は広告展開前ということもあり、やや金額は小さいですが、

今後は案件数が増えたり、募集金額が増えることが期待出来そうです。

私も案件が増える、募集金額が増えるなどで投資が出来そうであれば、

是非参加してみたいなと思うところです。

72 CROWDへ

 

今回は提携開始ということでまずは軽く調べたことについてのご紹介としました。

次回は登録した後にトピックがあれば改めてご紹介しようと思います。

 

サービスローンチから1年強。

満を持して(?)広告展開開始とサービス拡大が期待される、72 CROWD。

ご興味の出た方は、是非、事業者のHPをご確認いただければと思います。

以上、実は上場系不動産クラファンサービス、

72 CROWD(ナナニークラウド)のご紹介記事でした。

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72 CROWDにご興味の出た方は当リンクよりHPをご確認ください。

 

※尚、不動産クラウドファンディングについて紹介する際は、知名度が劣るため、
類似した投資であるソーシャルレンディングをタグに入れています。両者は似たスキームですが、別物であることはご留意ください。
逆にソーシャルレンディングについて紹介する際は、不動産クラウドファンディングのタグは入れておりません。
※当ブログでご紹介している投資商品は元本保証がなく元本の一部棄損、あるいは全額棄損の可能性がある商品です。投資の判断についてはご自身で事業者のHPをご覧になるなど、ご検討の上なさってください。

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