こんにちは。NNSです。
年末年始は基本的に案件が出ませんから、
記事を更新するとすれば、過去を振り返るような記事にするか、
事業者などの何らかの単位を1つ1つ紹介するような記事にするか、
あるいは投資対象となるもののスキームを説明するような記事にするか・・・
というのが恐らく広告を掲載するブロガーとしては王道なのかなと思います。
過去こんなファンドでこれだけ儲かったよ!とか、
この事業者は10点中9点です。とか、
不動産クラファンってこんな特徴なんですよ!とか。
私も本来はそういうことを頑張った方が良いんでしょうけど、
まあ、性格ですよね。横着者の性格というところがあって、
そういう記事よりは雑談を書いてしまうというのがダメなところです(笑)
でも、だから、まあ、読みに来てくれている人もいるということもありそうなので、
これはこれで自分。ということでやってみます。
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さて、今日は単なる雑談ですが【ローマは一日にして成らず】という言葉を改めて意識したのでそれについて書いてみます。
私の本業ですが、ちょっと今年度に入ってから苦戦を強いられています。
輸入が密接にかかわってくる業種であるものの、エンドユーザーは国内。
ということで、円安は基本的に悪影響ですね。
今まではマイルドな円安だと株価が上がったりして世の中の景気も悪くなかったので、
その結果、意外と悪くない業績になったりということもあったのですが、
今回は世の景気が良くないところに円安でしたので、我が業種としては最悪でした。
あまりこれ以上は詳しく書けないのですが、
取扱商品がコロナ禍に結果的に後から見ると強かったということもあって、
コロナ禍においては意外と売り上げ的に業界として健闘していた部分もあったか、
コロナをあまり気にしなくなった、そして円安になった、コストプッシュ型のインフレである・・・など、良くないことが重なった感じもあって、業績は悪い。
まあ、会社を経営している側の見通しの悪さであるとか、(私から見てですが)無駄に思える設備投資、人員配置やお金の動かし方も多くあるので、
そこらへんを勘案すると、別に悲観的になる必要もない会社の状況ですが、
愚痴めいた言い方をすれば【センスがない】みたいな気持ちになるところがあるので、
これが続くと業績も厳しくなりそうだなーなんてことも思いますね。
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で、まあ、そんなこんなで会社の別部署の先輩と雑談をしていたのですが、
その先輩が言ったんですよね。
【俺もいざとなればローンもあと数年だし、今すぐにでも返せるから、そういう意味じゃ、まあね。】みたいなことを。
私の直属の上司が細かい話は伏せますがお金に困っていないことも一因としてある中で、仕事のパフォーマンスが落ちているという話があるのですが、
それの話題になった時に、その先輩もそんなことを言っていました。
少しだけ、やっぱり嫉妬しましたよね。【羨ましいな】と。
嫉妬というのは失礼な言い方をすると自分と同格かそれ以下だと思う人にするもの。
らしいです。
確かにどんなに身長が低くて運動神経が悪くて不細工でも、
大谷翔平に嫉妬はしませんね。
お金が欲しいからってビル・ゲイツだのジェフ・ベゾスだのって人に嫉妬することもないです。単純に羨ましいくらいならありますが…(でも、そんな人生は大変そう…)
ということで自分の脳内は恐らくその方を同格か下に見ていたということなんでしょうけど、まあ、ともかく嫉妬というか羨ましい気持ちは強く持ちました。
と言っても先輩は50歳くらいの大先輩で、社歴も30年近いですし、
比較的若くして子育て、住宅取得を始めたので、もう上の子が大学を卒業しそう?
なので、全然ライフステージも違いますし、
そういう意味では嫉妬とか比較対象には良くも悪くもならないのですが、
昨今の自分の周りの全体的な環境の悪さもあって、
(世の景気もそうですし、休んだことによる金欠感なども含めて。
家族仲良しなのは幸せなことですけども)
少し変な気持ちになったのかなというところでした。
自分が仮に15年後に今と同じようなペースで資産を構築していたらどうなるでしょう。
例えば、1年間に150万ずつ現金やそれに準ずる資産が増えるとします。
(投資やブログで増やすという意味ではなく、本業も含めた総合的な話です)
すると3000万です。
そしてローンが15年間ちゃんと払えたら、
恐らく2000万弱は残高が減っているでしょうか。
その時に世の中がどれだけインフレしているかなどは分かりませんけど、
今の私の資産が1000万くらいだとして、
(投資額、現金、家の評価額-住宅ローン残でヤマカンですが少し盛っていますがこれくらいでしょう)
15年後には一応、6000万くらいは純資産があることになります。
もちろん投資で損をするかもしれない。仕事が続けられなくなっているかもしれない。
病気やケガをするかもしれない。
子どもや親に色々あって出費が想定以上にあるかもしれない。
ので、こんなのはもう妄想でしかない世界ですが、逆にもっと強い妄想をすれば本業、投資、ブログ、その他…それと妻様が稼いでくれるお金まで入れれば、
15年でこれしか増えていないというのはどちらかと言えば少ない気すらします。
(ちなみに上記の資産と呼んだお金に妻様のお金は入っていません。
というかいくら持っているか知りませんので…)
と考えると、先輩より資産は構築しているという可能性もありそうです。
(ただし先輩は山手線の駅から徒歩15~20分程度のところに自宅マンションを持っているので、買った時の値段と今の値段がほぼ大差なく、売ってもキャピタルロスがあまり生じないどころか、住宅ローン控除を入れたらもしかしてプラス収支?そこは資産構築の成功者でしょうね。)
ということで、15年後に私がどんな人生を歩んでいるかは不明である以上、
嫉妬する意味もなく、その感情はほとんど無意味だった気がします。
15年後・・・私は本当に投資をしているでしょうか。利益を出せているでしょうか。
致命的な間違いで資産をつぶしていないでしょうか。
仕事が出来ているでしょうか。家族円満で今の自宅(やあるいは似たような家族と暮らす住宅)に住んでいるでしょうか。
もっと言えば、この世にいるのでしょうか???
そのあたりは本当に何とも言えない。
今は一応、投資を始めてから全ての商品を合わせて大きくプラスではあるけれど、
ソーシャルレンディングを始めたタイミングが良かったとか、
FXなどの投機性の強い商品にのめりこまなかったとかの運もあって、
この先、どんな運で生きていけるかも不明。
何とかちゃんと生きていられたらなーとは思います。
先輩社員がローン終わりそうとか、ライフステージが少し終盤に近付いて、
マイペースで生きていかれているのを見ると何となく変な嫉妬心が出ますが、
そこで焦ってもどうしようもなく、ローマは一日にして成らずですから、
その時その時に出来ることをやっていくしかないなと改めて思います。
ただ、とはいえ、一つ言えるのは、これはもう社会全体が同じような話ですが、
【年長者を生かすために年少者が踏み台、犠牲にされている感じがする】
というのはありますね。
うちの会社も既に30代後半ともなった私が若手という会社。
永遠に若手、永遠に後輩の私です。(無論、年下はいますが、数えられる程度)
先輩になって偉そうにしたい!みたいな気持ちもありますが、
(先輩じゃなくても偉そうにしてるだろと怒られそうですが笑)
まあ、それは冗談としても、永遠に上の人のために、自分をシュリンクさせて、擦り減らせて生活の糧を得ると思うと、何だか白けた気持ちにはなりますね。
そうやって上の人のニーズに合わせて会社でも生きていかないといけないですし、
何より会社が取り扱っている商品がそれこそ年齢層の高い方向けの商品が多い。
あらゆる意味で自分が人並みの生活の糧を得るには、より上の世代に向けて生きていかないといけないというのが精神的にはやっぱりつらいですね。
だから嫉妬心も起こるんでしょうね。
社会全体もそういうことになっていますよね。
お金を持っている高齢者に迎合するような商売をした方が食いっぱぐれがないという。
自分はここまでしているのに、上の人の逃げ切りのために都合よく使われている。
的な。
それこそ経営者にとっても私はそういう風に都合の良い存在だろうなと思います。
ご自身は年齢的に先が少しずつ見えてくる。
跡取りがいるかいないかは不明だけど、終わらせることも出来るわけで、
その時に取り残されるのは世代的に私がいかにも。
逆に更に市況が厳しくなった次代を支えるのも私の世代っぽい。
いやー、何か年長者の方が圧倒的に多い環境って難しいなと思います。
そんなわけでどうしても焦りは生じるわけですが、
強いて言えば、もう永遠の若手のような気持ちでいるとはいえ、
私も30代後半と、40代以上が見えてきた世代ですから、
どうせなら自分にとって大事なものが何か、自分のメリットは何かという、
自分中心に思考を回しても良いのかなと。
どうせ私の存在は年長者の方にとっては、
逃げ切りの都合よい材料として使われるんだから、
自分自身も上の方々を都合よく使えるように考えてもいいのかなとも。
いずれにしてもインデックス投資やら不動産クラウドファンディング、ソーシャルレンディングなどは即効性の高い投資方法ではなく、
ジワジワと利益を上げるタイプの投資でしょうから、
時には疲れなども絡んで、年長者、ライフステージの先に行っている方へ嫉妬心などが出てくる時はあるかもしれませんが、
ローマは一日にして成らずを心掛けたいなと思います。
皆さんもそれぞれライフステージが色々とあって、
時に人を羨ましく思う事、瞬間もあるかと思いますが、
1日1日平凡でも大きな間違いを犯さないで投資について真摯に向き合うことで、
絶対に儲かるとは言えませんが、プラスを作れる可能性は増えていくでしょうし、
仮に投資で満足なプラスが出せないとしても、そうやってお金について真摯に向き合うことで浪費が抑えられ、本業で得たお金の手残りが増やせるということも充分考えられると思います。
私自身もこういったブログなどもやるようになってから、お金の使い方にシビアになりましたし、ポイントの活用など自然と細かく出来るようになってきました。
そのコツコツが未来を少しでも明るくしてくれると信じています。
競馬なんかでもそうですが、テン(スタート)から飛ばしまくっては最後にバテてしまうわけで、自分という馬を自分という騎手がどう折り合わせて歩んでいくかが大事かなーなんてことも思います。
馬と騎手が同じというところが投資においては往々にして難しいですけどね。
自分という動きのある存在をコントロールするのも自分という。
ということで、改めてローマは一日して成らずという言葉を思い出すと同時に、
何とか恐らく今年は確定したマイナスが0円ということでフィニッシュ出来たようですが、
来年もマイナスが0円であるかどうかは別として、プラスが出せれば良いなと思います。
日々頑張りすぎない程度に頑張っていこうと気持ちを改めて持ったという話でした。
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最後におまけ。今日は競馬のお祭り、有馬記念ですね。
穴党としてはそれなりに荒れるレースでもあり好きな方のレースです。
と言っても馬券を買うことはほとんどやめてしまっている今、
今年も買うか買わないかすら決めていないという有様です。
(大体、1年に1万円も買わない…2000円×3,4レースくらいでしょうか。
ダービー、天皇賞、JC、有馬等の大レースで気持ちが向いた時に買う程度ですね)
有力馬がどれも一長一短。イクイノックスは府中向きのような感じで有馬はどうだろう、タイトルホルダーは海外遠征帰り、ジェラルディーナやヴェラアズールは勝った前走のレースレベルに疑問符、エフフォーリアは明らかに調子落ち…
とあまり買いたい感じにはならないですが、逆にその分、他の馬が美味しそうな気も?
ただし基本的にオッズの割れる混戦は儲けづらいですね。1頭が被って人気していて、
その馬がデータ的に危険というレースが唯一に近い儲けられるタイプのレースです。
なので、今回は買わなくても良いレースのような感じですが、
まあ、強いて言えば、菊花賞2,3着馬が狙い目でしょうか?
勝負付けも済んでいないし、戦績が地味なので実力よりはオッズは下がるでしょう。
2着馬のボルドグフーシュは前走が2着なのでオッズ的には3着よりお買い得度は下がりますが、2月で引退の福永騎手が乗るので、ドラマ的には勝ち負けするかもしれないかもしれないなんてことも思います。
(大体の場合、前走の順位が上位で綺麗な馬ほどオッズ的には美味しくないので、
前走が6~10着などちょっと下位だけどよく見ると見どころがあるというような馬が美味しい感じですね。)
3着馬のジャスティンパレスは新興馬主、外国人とはいえまだ特別戦で未勝利のマーカンド騎手ということで大舞台でどうだろうとも思いますが、
現状のオッズなら狙っても良い数字かなとは思います。
ということで、買うか買わないかは気分ですが、
買うとすればこの2頭の単複あたりかなーと思います。
古豪のディープボンドも面白そうですが、大外に行ってしまったのが微妙ですね。
海外帰りだし前走がドンケツというのも微妙なところ。
単勝50倍を大きく超えれば遊びで買っても面白いかもしれませんが。
まあ、競馬は人気馬を買わなければ儲けられる可能性を夢見ることは出来るので、
(その代わり、私のペースだと1年に1回も当たらないということも普通にある。
というか今年はたぶん1回も当たっていない笑)
そんな路線で今日は楽しもうと思います。
以上、おまけの雑談も入った記事でした。
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