こんにちは。
不動産クラウドファンディング投資愛好家のNNSです。
えー、一応、クラファン愛好家と前置きしておきましたが、
タイトルの通り、今回の話題はNISAについてです。
私の投資家人生はほとんど不動産クラファンやソーシャルレンディング歴と同等。
まあ、競馬で一山当てようとしていた時代を投資家と考えたり、
(実際に利益は一時的には出せました)
スキーム上はソーシャルレンディングと似たようなものである、
一口馬主を投資と考えたらもっと長いですが、
こういうのは自分自身投資とは当然一度も呼んでいないですし、
今もそういう風には思っていないので、
・・・と考えると投資家歴は4年程度のピヨピヨです。
なので、このブログでNISAについてのタメになる話が聞けるということはない。
というのは断言出来そうです。
が、まあ、ネタが少し乏しくなってきた感じもありますので、
このあたりで雑談回としてNISA等々についても書いてみたいと思います。
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「NISA 拡充」で検索したところ一番最初に目についたのは上記の記事でした。
毎日新聞社の記事ですね。
この記事によると、NISAとつみたてNISAを併用出来るようになったということと、
NISAとして年間240万、つみたてNISAとして年間120万の計360万が投資出来、
そして生涯投資枠は1800万、そのうち1200万円が成長投資枠としてあてがわれる。
ということが分かりました。
まあ、【よく分からんけど拡充されたね】みたいな感想です。
気になるのは成長投資枠って何が含まれるの?みたいなところでしょうか。
変に日本株限定とかってなると使いづらそう。
そんなはずはないとは思いますが、、、あまり政府サイドを信用していないので、
何か裏があるのではないかと思ってしまいます(笑)
投機的商品はNISA枠では生涯600万円分しか買えないよ。
ということなら、まあ、それはそれでビギナーにも安心なのかなとは思いますが。
あとは頻繁な売買をするとどうなるかというのもよく分からない。
一応、そのあたりも緩和されるようなことはちょろちょろ情報が出ているので、
つみたてNISA分は別として、NISA分はそれなりに売り買い出来るのかな?
という想像はしています。
私はまだ住宅ローン控除の枠がかなり残っているので(10年以上あります笑)、
雑所得での重税感というのは、この税額控除でチャラになる関係であまり感じておらず、(と言いつつ投資額が大きくなりすぎたのと、こうして広告も掲載しているので、本業+クラファン投資+ブログで税額控除の枠が既にかなりはみ出ており、ふるさと納税に住民税のかなりの部分を現物として助けてもらうような感じにはなっています)
そういうこともあってクラウドファンディング投資を楽しんでいる。
という一面もあります。
が、今回、こうしてNISAが拡充するということになったということは、
ざっくり言って不動産クラウドファンディング、ソーシャルレンディング、暗号資産(仮想通貨)などの雑所得チームにとっては恐らく逆風だろうなと思いますし、
私自身も資金の振り分けは内容によっては変わってくるのかもなーと思います。
良くも悪くも私はあまり嘘が付けないところがあるので、
クラファンへの熱が下がって(それでもやめるということはないと思いますが)、
NISAで買える投資商品への投資額が増えれば、
このブログのあり方も必然的に変わるのかなと思いますね。
人によってはそういったことを微塵も感じさせずにブログを書き続ける方もいるんだろうなーなんて想像も。それはそれで一ブロガーとしてはそのマメさがすごいなと思う。
結構、そういう部分はクラファンの広告ブログだけではなく、
巷にたくさんある商材網羅系のブロガーさんに対してはすごいなと思う部分ですね。
ま、ということでどちらかと言えば逆風の傾向はあるのかもしれませんが、
ただ、では、完全に不動産クラウドファンディングやらソーシャルレンディングやらにとって全てが逆風なのかというと、それも違うのかなとも思うんですよね。
個人的にはこんな風に感じます。
1.投資家が増えるので、新規流入者数も増えそう
これはあるのかなと。お得な制度を利用して投資を始めた。
そして投資の面白さ、大事さに気付き、
他の商品も見る中でクラファン投資にも参入してくる。
これは過去の私がまさしくそれですね。
つみたてNISAとかiDeCoについて詳しく知って、そこからこっちにも来た感じです。
私がそもそもクラファン投資を始めたきっかけは、
【貯金をつみたてNISAで積立投資しようと思うけど、貯金だからそのお金が使われずに当座は余る。積み立てられてしまう前の段階で、何か短期でも投資出来ないか?】
みたいなことでした。
今ではほとんど話が逆転して、【クラファン投資で出た利益を積み立てている】ようなニュアンスにもなっていますが。
という事で制度が拡充することで、クラファン投資も含めて、その他の投資においても、投資全体流入量が増えるというのは必ずあると思います。
2.短期的な商品だったら今後も好まれそう?
これも私の参入当初の話と少し被りますが、NISAはお得な制度ではあるものの、
当然商品としては価格の変動がある商品が主となっていますし、
そこに大きな金額を入れる中で、
変動がない商品の良さというのも相対的に感じる方は多そう。
そしてNISAが長期的な投資、長期的な運用をすることで税制面での有利さを提供するようなイメージの商品である以上、
逆に短期的なところに絞れば、【短期的に余ったお金を投資すると、変動なくリターンが得られる】
みたいなところはニッチなレベルにはなるかもしれないにせよ、
補完的な投資法として面白く見られる可能性もあるのでは?とも。
クラウドファンディング投資は、不動産クラウドファンディングであれば不動産というどちらかと言えば長いスパンで見るべき商品を対象としつつも、
今後の世の中の流れを鑑みるに、
短期商品にしておいた方が今後はより人気が出やすいかもしれませんね。
実質的には長期的な運用をするとしても、1年などで区切って、
後続のファンドにスイッチング、移管をするような仕組みを組むことで、
投資家と事業者のニーズをマッチングさせられるかなと思います。
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もう少しだけ、不動産クラウドファンディングについての雑談をします。
先日、我が家の神様から【勝間和代さんのYOUTUBEの動画で、不動産クラウドファンディングって言葉が出てきたよ!】と言われて、
おお!と思って、その動画をチラッと見ました。
(うちの妻様は勝間和代さんが好き(?)で、動画が更新される度に見ています。ちょっとした資産運用の話とか、日々の暮らしの気持ちのあり方、オススメの食品など・・・一世を風靡した人だけに話はなかなか面白く、結構私も横目で、へーっと思いながら聞いています。お陰で妻様がつみたてNISAを開始したり、ちょっとした変化もありますね。ちなみにクラファン投資は興味全くなし。ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングとCOZUCHIだけは知っていますが、他の事業者などは全く知りません…)
ちょっとどの動画だったかは忘れたので、ここにURLは掲載しませんが、
視聴者からの質問として、【不動産クラウドファンディングという投資法に注目しています。利回りも高いですし短期間で利益が得られるようで気になります。勝間さんはどういう印象をお持ちですか?】に対して、
【する必要はないと思う。不動産投資であればREIT(リート)で十分。投資というのは長期的な視点で時間を味方につけて利益を出すもの。短期的に利益を出すということを狙うのは危険。非上場企業への投資は非常に難しい。私は特におすすめしない。】
みたいな回答でした。
恐らく視聴者の方はYOUTUBEでのCOZUCHIの広告などを見て興味を持ったのかな?という印象ですし、
勝間さん側も大体似たようなサービスを念頭に回答している感じ。
まあ、この質問と回答に対しては、【正論、王道、だよね。】ということで、
何ら悪い印象を持ちませんでした。
神様は私が良い気がしないのでは?みたいな危惧をしていましたけど、
全くそんなことはなく、そりゃそうだよね。みたいな印象です。
ただ、その反面、やっている立場・・・
何なら「向こう側に片足突っ込んでいる立場」からすると、
【いや、ちょっと投資のニュアンスが違うんだけどな】みたいな気持ちも出ましたね。
勝間さんは長期的な視点で投資は行うべきだから短期での投資はお勧め出来ない。
同じ不動産というものを投資対象にするならば、不動産を投資信託化して上場しているREIT(リート)で十分だ。
という言い方をしていましたけど、
まあ、このブログをご覧いただいているような方はクラファン投資のファンの方が多いですから、私と同じ気持ちの方もきっと多くいそうですけど、
【不動産クラウドファンディングはそもそも不動産投資ではない。】という話なんですよね。(それを言ったらリートもそういう気持ちの人が多いかもしれませんが)
恐らくかなり多くの方が対象が不動産ではあるものの、定期的に利払いのもらえる、ソーシャルレンディングなどとも同様のインカム系投資として考えていると思います。
(スキーム上はキャピタル型の案件であっても、
支払いの形としてはインカム系投資っぽくはなりますよね。)
一方でリートは配当利回りは良いものの価格の変動がありますし、
個別であれば対象によって大きなマイナスを被る可能性もある。
そしてリートのインデックスというのもあるけれど、それを選択するくらいならば、
普通にS&P500やオルカンなどの株式系のインデックスに入れた方が、
長期的視点での投資には向いていそう。
ということで、【不動産】というジャンルで言えば、
リートの方が王道っぽい部分はあるとは思いつつも、
不動産クラファンは、余ったお金を短期的に投資し、値動きを排除して(リスクは不特法のルールで一部排除されていると信じて)、小さい利益を得る。
というファイナンス、債券的な投資方法であって、
ようは不動産投資ではない。みたいな感じなので、
実際にはあまりリートと比較対象にはならないのかなーみたいなことは思いましたね。
リートについては私も一度も買ったことがないので超素人ですが、
向く人がいるとすれば、【老年層で定期的な利払いを副収入にしたい】【元本が上昇、横ばいであれば望ましいが、最悪下落しても、自身が死亡するまで持てばOK】
というようなパターンかなと。
こういう年齢層だと、クラファン投資でも良いと言えば良いものの、
元本が下落であれば問題ないのに対して毀損だと一転、厳しい老後になるため、リートが良いのかなという印象です。
また、ある意味、年齢的にもごく短期の運用だとせわしなくなって大変でしょうし、
コツコツ淡々と運用し続けるという形でリートを使うのは良さそうな印象が持てます。
反面、キャピタルの上昇が老年になった時の利鞘になるような感覚の若年、壮年層では、
リートよりも米国株などの投資法の方が将来性は高いでしょうし、
定期的な利払いを受けないといけないという意味合いも薄いので、
むしろ利払いがなく、キャピタルに回っていくようなファンドの方が良いのかなと。
もっとも、不動産クラウドファンディングは事業者リスクで元本が毀損するリスクがリートなどと比べると高いので、
これを元本の価格変動リスクと同じようなイメージで考えるとすれば、
確かにリートとも対象が不動産かつ、
インカム系のリターンという意味でほぼ似たような商品となるかもしれませんが。
そういうわけで、勝間さんがド正論で回答していて、ある意味不動産クラウドファンディングのファンでありながら、何だか痛快ではあったものの、
長期的な投資は既に米国株等で行っているものの、
短期的な利益も値動きを排除した形で多少少額になってでも得たいと考えた時に、
不動産クラウドファンディングなどのクラファン投資は、
意外とバッティングする相手がいないということで、投資する意味はある。
みたいなことは思いましたね。
とはいえ、今回のNISA拡充など、多少なりとも短期的な動かし方をしても、
税制上の優遇措置がある枠が増えるのであれば、
やはり雑所得であるこういった投資法の優位性、妙味は相対的に減るので、
どういう風になっていくのかなーというのは気になるところです。
いずれにしても、その時々の有利なことと自分の【好き】(意外と大事な側面)
をちゃんと見極めつつ、
今後も不動産クラウドファンディングなどのクラファン投資も短期的な案件においては、楽しんでいくだろうなーと思った自分でした。
いや、でも、何にせよ勝間和代さんとかみたいな名の通った人の口から、
不動産クラウドファンディングとかって言葉が出てくるのは、
裾野が広がった証拠で何となく嬉しくはなりましたね。
以上、NISAが拡充という話題から最後にそれまくった雑談記事でした。
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