三大都市圏の1つ、中京地方の中心都市である名古屋市から、
新たな不動産クラウドファンディングのサービス、
【SOLS(ソルス)】 が少し前にローンチしています。
以前からちらっと小ネタ的にご紹介したことはあった事業者さんですが、
この度、提携させていただくことになりましたので、
改めてご紹介ということで記事化してみることにしました。
中部地方のクラウドファンディング事業者といえば、
TSON FUNDINGのTSONや、信長ファンディングのウッドフレンズ、
あたりが知名度が高いでしょうか。
厳密には近畿地方かもしれませんが、あるいは滋賀県唯一の事業者である、
わかちあいファンドの日本プロパティシステムズなんかもありますね。
この度、ご紹介する【SOLS(ソルス)】 は、
株式会社不二興産という会社が行うクラファンサービス。
以前より更新しているこちらの表の通り、
資本金1億円を持っている、(小規模ではない)不特法事業者ということで、
非上場系ではあるものの、信頼性は一定以上あると考えられる事業者でしょう。
会社のHPから一部、転記しますとこういった会社とのことです。
(一部、並びなども調整しました)
商号:株式会社 不二興産
所在地:愛知県名古屋市西区南川町227番地
東京支社:東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシア11階
大阪支店:大阪府大阪市中央区淡路町3-6-3 御堂筋MTRビル6F
代表者:代表取締役 猪子能史
設立:2000年8月
資本金:1億円
本社が名古屋市、そして東京支社が有楽町、大阪支店が御堂筋にあるということで、
かなり力のある会社だという印象が持てますね。
社風としては、不動産の再生、オーナーへの物件紹介、仲介などが主と思われ、
新築を自社ブランドで建てて・・・等というよりは、
有望な不動産を見つけてきて、自社で所有し再生をしたり、
そういった中でオーナー候補の方へ物件を紹介・仲介したり、
あるいは各種サポートをすることで利益を出したり・・・
という会社のようです。
このタイプの事業者はクラウドファンディングとは親和性が高いかなとは思いますね。
新築を自社ブランドでたくさん建てて・・・
というようなタイプだと少し言葉は悪いですが、
露骨にフックツール的な案件ばかりで、
クラファンに対するリスペクトがない感じのサービスになることが多いですが、
こういった中古物件を発掘、再生するようなタイプの事業者の場合は、
もちろん一棟丸々買ってくれるオーナーの発掘というような、
フックツール的な意味合いもありつつ、
有望な物件をオーナーに売るまでのブリッジ的な形でクラファンから資金を調達するという考え方である程度大きな資金を運用するケースも考えられますので、
(例えば、トモタク(TOMOTAQU)などのイメージでしょうか)
楽しみの大きなサービスになるのでは?と思ったりもしました。
個人的な意見ですが、【少額で3ヶ月ばかり】だと歯ごたえがないというか、
もう少し、本当に投資参加している感じが欲しいなと思ったりするので、
そういったサービスになったら良いなーとは改めて思いますね。
HPに掲載されている、代表 猪子氏の挨拶文を一部転記しますと、
「そうした中で、私たちが培ってきた経験とノウハウを生かし、収益不動産の買取/再生/販売/管理を中核としたビジネスを展開しています。
また、人口減少から派生する空室問題などは、収益不動産オーナー様の不安を高めています。
私たちは、収益不動産再生の経験から空室対策のアドバイス・収益不動産管理を行うだけでなく、相続問題の解決・資産の組み換えのコンサルティングを通じ、オーナー様の「資産の最大化」ではなく「資産の最適化」を目指し日々事業に取り組んでおります。」
こういった感じ。
やはり収益不動産とオーナーという言葉がメインに出てくるので、
ここが本業というところでしょうね。
尚、猪子氏は1968年生まれの本年54歳。
2000年に不二興産を設立、2002年に資本金を950万へ増資、2010年に4500万へ増資、
2012年にJIOへも加入・・・
と当初は社長さん自身が若かったということもあってか、
小さな会社だったようですが、リーマンショックなども乗り越え、
会社を大きく発展させて今に至ったようです。
2018年には著者として書籍の発刊も行っていることが確認出来ました。
既に20年を超える会社ですが、創業者である社長はまだ50代と若く、
今後の成長や事業の拡大、展開もまだまだ見込めそうな雰囲気を感じますね。
不二興産の中のある程度メイン的なサービスである、
「新・大家ライフ」という高齢の大家さんなどに向けての
資産承継などの視点で見たセミナーなども、
名古屋では代表自ら行っていたり、東京支社でも定期的に行っているよう。
私も身近に「大家さん」な人を色々見かけますが、
日本全体が上り調子だった中で、タダ同然だった土地が資産に生まれ変わり、
その資産活用のためにアパートやらマンションを建て、
そして良い時は大きな利益を生む資産として成長した。
今もなお、資産としては悪くない水準を保っている。
ものの、【跡継ぎがいない】【売却のタイミングが分からない】などは聞きますね。
物が大きいだけに相続とか処分とかは難しいですよね。
逆に年を取ってから資産の活用、承継のために不動産を取得する方もいるでしょうし、
こういった部分に目を付けているのは個人的にはなるほどなと思いました。
----------------------------
さて、前置きが長くなってしまいました。
そんな、不二興産の行う不動産クラファンサービス、【SOLS(ソルス)】 ですが、
過去の案件はこんな感じでした。
案件名:第1号案件:グループホーム春日井
募集金額:2240万円
目標利回り:5%
運用期間:4.1ヶ月
募集開始:1/14 0時~2/13 一杯まで(抽選式)
案件名:第2号案件:ピュアライフ長草
募集金額:3500万円
目標利回り:7%
運用期間:6.1ヶ月
募集開始:6/1 0時~6/14 一杯まで(抽選式)
1号案件の時は中京地区、愛知県春日井市で少額案件、
利回りは中くらいということで正直に言えば地味な印象がありました。
確か、当時たまたま書き込みをくださった方がSOLSについて触れていて、
【悪くはないけどおススメでもないかな?】
みたいなことを書いた記憶があります。
恐らくその反響がそこまででもなかったということもあったんでしょうか。
2号案件は何と劣後出資比率88%という恐ろしい数字で、かつ、
利回り7%を付けるという策で話題を一部集めました。
もっとも、私のブログをお読みの方やある程度不動産クラファンの上級者の方は、
【ここまで劣後出資比率が高くて1棟マンション。ということは…】
と裏側にあるものを想像出来る方もいるかもしれません。
(今回、書面が確認出来ておらず不正確な情報となるため、それが何の話かは書きませんが、確か募集当時はそういった記載か、書面が見られるようになっていたような記憶があります。記憶が曖昧です。)
ということで劣後出資比率が厚ければ厚いだけ良い!最高!という話とも一部違うと言えば違うのですが、(意外と他ブロガーさんでは書かれない話ですが…)
とはいえ、ローンチ直後の2号案件でどうあれ高い劣後出資と高い利回りを平行させて、3500万というそこまで大きくない金額を募集したということは、
【毀損させないようにサービス案件を提供する】という意志で組成した案件というのが明らかに分かりますから、
ローンチから日も浅いですし、暫くはこうして広告掲載も始まったことも勘案すると、
サービス案件がこの先も出てくる可能性は高いのかな!?
と考えられそうですね。
愛知県名古屋市という三大都市圏である中京圏の中心都市の事業者でありながら、
東京・大阪にも支社、支店を構えるなど規模も問題なし。
次なる案件にも期待が高まる事業者ではないかなと思います。
私自身も会員登録をして、次回案件を楽しみに待ちたいなと思うところですね。
是非、今後のサービス発展に期待しつつ、下記リンクより、
HPにアクセスして、ご興味の出た方は登録もご検討されてみてください。
以上、名古屋の不動産クラファンサービス、【SOLS(ソルス)】 の紹介記事でした。
----------------------------
SOLS(ソルス)にご興味の出た方は下記リンクよりHPをご確認ください。