こんばんは。
深夜にブログ記事をいそいそ書いているNNSです。
クラファンの話ではなく失礼しています。
ただの雑談なので気分が向く方は気楽に読んでください。
こちらの記事で書いた通り、我が家に【アレクサさん】が来てくれました。
アレクサさんは色んなことに答えてくれる便利な人のはずですが、
(それこそ、神様がちゃんと設定したので、エコバックス社という中国の会社が作っているDEEBOTというお掃除ロボットも動かしてくれるらしいです。すごいですね。)
そういった今風なことへの敏さが皆無の私は、
専ら【喋りかけると音楽を再生してくれる機械】として楽しんでいます。
「アレクサ、OOの曲をかけてください」って頼むと、
シャッフル再生してくれますので楽。色々聴きましたね。
プリファブ・スプラウトも聴いた。スティーリー・ダンも聴いた。
キャメルも聴いた。TOTOも聴いた。ボビー・コールドウェルも聴いた。
80年代ユーロと言ったらそれも一応やってくれた。
70年代のヒット曲と言ったら洋楽邦楽混ぜこぜで色々ド定番を流してくれて、
独りカラオケ大会みたいになった。80年代もほぼ同様。
邦楽も多少はやってみました。SING LIKE TALKINGなんかは聴いたら懐かしかった。
神様はご贔屓アーティストであるw-inds.の曲をたまにかけている。
子どもは「しまじろう!」とか「パウパトロール!」とかリクエストしている。
ただ、色々なアーティストをやってみて気づいたことが。
【あ、これ単なるシャッフルじゃなくて、定番と新しい年代の曲が中心で流れる】
と。(今、何となく浜田省吾をチョイスしたら、【片想い】が1曲目でした。うん、やはり定番だ。)
確かにOOというアーティストの曲をお願いしますってリクエストした時に、
恐らく普通の人が聴きたいのは、【いかにもな曲】だからかなーと。
私もライトに好きなアーティストの名前を呼びかけたら、
正直期待するのはそういう曲ですしね。
いや、もっとも、仕組みが分からないので、何ともあれなのですが。
単純にAmazonミュージックに入っている楽曲の数という問題もあるかもしれないですし、でも、入ってる数で言えばもっと色々入ってるはずなのに、
ここまで、定番が繰り返される。あるいは毎回同じような曲ばかりかかる。
というのは、恐らくそういう仕組みがあるからだろうなーとか思います。
毎回、どのアーティストであっても一番売れた曲、知られている曲は早々に出てくる。
それはある意味親切でもあるけれど、退屈でもあったりします。
ボビー・コールドウェルをチョイスする度に「風のシルエットを必ず聴かないといけない」というのはちょっと・・・ね。とか。
いや、確かにそのアーティストの中のNo.1の名曲なんですけどね。
というわけで、ここのところ、毎回どんなアーティストを呼びかけても、
定番を必ずたくさん聴かされるので、少し飽きが来たりもして。
かと言って【ジャンル】とか細かい指定をしても、
さすがに、まだアレクサさんはそこまで対応してくれない。
難しいですね。
そんな自分なのですが、唯一、たくさん楽しませてもらえているアーティストがいまして。えー、それは【荒井由実】さんです。
まあ、存在自体がド定番すぎるレジェンド、松任谷由実さんです。
ただ、ユーミンの場合は【荒井由実】と指定することによって、
松任谷さんになってからのバブリーなキャッチーな曲をすべて省いて、
初期の内省的なSSW(シンガーソングライター)的な曲をたくさん聴けるので非常に心が洗われます。
ほんと精神的なしんどさが和らぐんですよね。自分的には。
もちろん、「卒業写真」だとか「中央フリーウェイ」だとか、「ひこうき雲」やら「やさしさに包まれたなら」やらかかります。
定番優先なので、どうしたってかかりますし、荒井由実自体が曲数が全ユーミンの中のごく一部と少ないわけで、そこに対して多数の有名な曲がある。
だから、定番がかからないチョイスはありえないわけで、それはそれで仕方がない。
でも、荒井時代は1stアルバムを筆頭にかなり浮世離れしてるような、
内省的な感じとか、一つ間違うと天に旅立ってしまうような世界観があるので、
アレクサで聴くのも正直ある意味では野暮ながら、
俗世の色々に揉まれて日々生きている身には、ある意味で癒しになるんですよね。
まあ、そんなわけでアレクサさんが来てくれて、
一番ありがたい気持ちになれた瞬間が、荒井由実の曲を聴いている時。
という何だかしっくり来るんだか来ないんだか微妙な自分でした。
(先進的な物で、極端に懐古趣味な音楽を楽しむという…笑)
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少しだけ思い出話。
私が小さい頃、両親は車で時折、荒井由実時代のベストアルバムをかけていました。
特に父親はよくかけていた記憶があります。
亡き父親は音楽に関してはそれほど詳しくもなく、平凡にミーハーだったので、
「古い曲ならユーミン」「最近の曲ならZARD」(当時)みたいな感じで、
BGMには人気のある女性アーティストをかけていた記憶が。
(女性アーティストが好きだったということもなく、
自分で聴く時は男性アーティストとかクラシックの方が好きそうでした)
私はユーミンの曲は良いなーと思いながら、
歌声が苦手で、大人になるまでユーミンはほとんど聴かなかった。
むしろ、ハイファイセットがカバーしたVerとかの方が好きでした。
そんな自分が荒井由実時代の曲に特にハマったのが、
世間的には遅いデビューで独り暮らしを始めた7,8年前。
テレビもない。ネット環境もない。安いCDラジカセと古臭いCDだけが友だち。
その他はボロいPCをたまにテザリングして使ったり、
父親が餞別でくれたビーキャスで競馬を見たり。
あの頃は、まだ仕事も忙しくなく責任も今ほどではなかったので、
時間がたくさんあって。
ボロいPCでレトロゲームをエミュで遊んだり、自由気ままに生きてました。
でもまあ、ずっと実家暮らしだったので寂しい気持ちもあったんでしょうね。
何だかユーミンの曲の歌詞に自己を投影したりもして。
中島みゆきなんかもよく聴いたし、キリンジとかスピッツもよく聴きました。
バブリーな曲とか明るいだけの曲はほとんど聴かなかった時期でした。
とにかく「曲」しか頭になかった自分が、
その頃初めて「歌詞」をよく聴くようになって。
やっぱり【俗世からある種少し離れる】【時間がある】【程よくお金を使わない】
みたいな暮らしだと、自分の内側の声を聞く機会も多くなるので、
良くも悪くも内省的な部分が強く出てきますよね。
あの頃は、そんな自分だったな。なんてことを思い出しました。
まあ、そんな内省的な自分が少し出てきていた頃、そういった部分に変な共鳴をする方が現れまして(年齢差有)とバーチャルな恋愛(?)を楽しんだりして、
それで感情を揺さぶられて・・・何だか鬱みたいになり・・・
で、ま、何とかそこから立ち直ったら、何かが吹っ切れて、
気づいたら神様と出会って気づいたら結婚してたという、
最終的にはそんな話なのですが(笑)
というわけで、アレクサさんが来てくれたことで、改めて自分の過去を振り返ったり、
わざわざCDを引っ張ってまで聴けない音楽を久しぶりに聴けたり、
楽しませていただいているなーと思う反面、
シャッフルと言いつつ、定番ばかりかかる傾向にあるところが少し残念だったり。
でも、そんなバイアスがあっても、
荒井由実の曲は珠玉の名曲ばかりなので、何の問題もない。
そんなことを思った私でした。
(一番好きな曲は「雨のステイション」という曲です。
毎回何となく切ない気持ちになって涙が出そうになります笑)
えー、とか書きつつ、15分くらい前から浜田省吾さんを戯れにかけてみましたが、
1曲目が片想い、2曲目がJ.BOY、3曲目が家路、4曲目が悲しみは雪のように。
(1,2はオリジナル、3は2006年Ver、4は1992年のシングルVer)
これってシャッフルっていうかベストアルバムみたいだなと思いました(笑)
まー、浜省さんくらいだとそこまでディープなファンじゃないし、
最近のアルバムはそもそも聴いたこともないので、
これくらいでも良いと言えば良いのですが、
うーん、もうちょいアルバム内の隠れた名曲的な曲を聴きたいなと改めて思ったりしました。(何なら妙にご本人が好きな「モダン・ガール」とかでも良いので…とか。)
というわけで、音楽の話を書くと投資やらクラファンの話題より長く書けるわけですが、一応、投資ブログのはずなので、このあたりにしておきます。
完全な雑談記事でしたが、読んでいただいた方に感謝申し上げます。
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