こんにちは。NNSです。
皆さんもご存じのこととは思いますが、
昨日、安倍晋三元首相が街頭演説中に殺害されるという事件が起こりました。
犯人の名前などは報道されていますが、
行為に至るまでの具体的な動機などは依然として、よく分からない状況のようです。
よって、私がそういったことについてあれこれと書いても無意味ですので、
今回の記事では書きません。
では、何故、記事を書くことにしたかと言えば、
本当にみっともない言い方ですが、有体に言えば、
【記事数の帳尻合わせ】【雑談系ブロガーなのに触れないのもどうか】
【個人的に思っていたことが元々あって、少し絡めて脳内で考えたから】
と言ったあたりです。
長年、ブログをやっている人は理解していただけるのかなとも思うのですが、
こういった日本全体、世界全体を巻き込むような事件、事案が起こった時というのは、
「そういう話題について触れておいた方が良い」みたいな空気があるので、
別に名前を売りたいという意味でもなく、書く方が無難という感じになります。
なので、その空気に合わせて書いておこうという、いわばしょーもない打算です。
私自身は投資歴が短いため、安倍元首相が行った施策による株高などで恩恵を受けたということがあまりないということ、
また、いわゆる左翼的な考えの親に育てられたということもあり、
長年、安倍氏は家庭内でマイナスのベクトルで語られ続けていたため、
まだ自分の中で行った施策の良し悪しをまとめきれていないという感じもあります。
(今思えば、うちの父と安倍氏は2つ違いで同世代でしたから、同世代から見た視点での物足りなさ、意見の相違なんかもあったのかなーとも。今更亡くなった記事で年齢を見て感じるところがありました。)
(ちなみに私はそういった考えの親に育てられた上に、仕事上でも多少の繋がりがあることの反動で、
非現実的な平和主義や、極端な護憲主義は反対という考えを持っています。)
ただ、自分の気持ちがどうであれ、歴代で最も長い期間を首相として務められた方が、
こういった形で凶弾に倒れるということは、非常にショックですし、
また、単純に言って政治家、あるいは名の通った人がこうやって銃で殺害されるという事案がこうも簡単に日本でも起こるのかというのも併せてショックでした。
今は安倍元首相のご冥福をお祈りすると共に、せめても政治の在り方を一人一人が考えるきっかけの一つに出来たら良いのかなと思うところです。
強いて一つだけあえて書くとすれば、
私自身は【生活保護等の弱者優遇政策は、強者のためにもなる】という考えがあり、
今回の犯人の動機は不明なので、何とも言えませんが、
貧困が恨みを生んで、その恨みが強者に向かうとすれば、
結局は強者にとってもリスクの高い世の中になってしまう。
だから、福祉政策は大事だ。自己責任だけでは世の中は片付かない。
みたいなことをよく思います。
まあ、このあたりはリベラル的な親で育ったこととも関係があるかもしれませんね。
世の中的にも「無敵の人」の怖さみたいなことは以前より言われるケースが増えましたし、今回の事件とは関連性は低いかもしれませんが、
無敵の人×今回の模倣みたいなことで、次なる事件が起こる可能性もあるでしょう。
政治家の皆さんにも在り方を考えてもらいたいし、
私たちも一人一人が政治、社会について少しでも考えるクセをつける。
あるいは、意見を表明することも場合によってする。
というのが大事かもしれませんね。
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さて、ここからは雑感です。
クラファン投資家の皆さんは既にチェック済であろう、
次なるCOZUCHIの新規案件、【秋葉原案件】・・・秋葉原案件と言いつつ、
中央通り沿いで立地としては末広町が近いあたりでもあります。
秋葉原で中央通り・・・と考えた時に、どうしても思い出してしまうのは、
私においては【秋葉原通り魔事件】です。
2008年の6月に起こった事件ですね。
以前ももしかしたら書いた話かもしれませんが、
私はあの日、あの時、秋葉原にいました。
しかも事件の起こったすぐ近くを歩いていました。
(ちょうどそのあたりに何も知らず向かっている途中だったので、現場付近まで行く直前で、
規制線が張られて近づくことは出来ませんでした)
地下鉄サリン事件の時は小学生で自分事として感じられなかったのですが、
(ただ、親父さんは某最近不祥事のあったB社…当時U社勤めだったので、
赤坂まで通っていて少し時間が違ったら遭遇してたかもしれず、かなりビビってましたが…)
この事件の時は本当に強い衝撃を受けました。
あの日は知り合いのオジサンとCD屋巡りをしていまして、
朝一に御茶ノ水集合で、ディスクユニオンを一緒に回ったりしていました。
普段だと、秋葉原のリバティとかを先に回った後に、御茶ノ水に流れていくことが多かったのですが、この日は何故か逆にしたんですよね。
逆にしていなかったら、まさしく犯行時間にめちゃくちゃ近くにいた計算になるので、
そのあたりは我ながら運が良かったなと思うところですが・・・
その時に思ったことは月並みですが、
【人ってこんな簡単に亡くなってしまうんだ】
【理屈が通用しない人、状況がある】
【生きているだけである意味、運が良い】
そんなことでした。
あの事件でお亡くなりになった方は市井の人々で、
犯行を起こした加藤とは無関係の人だったのに、殺害されてしまった。
もちろん、あの事件以外にも世界中、日本中で通り魔事件というのはたくさん起こっているし、テロもたくさんある。戦争で亡くなる人もたくさんいる。
今回起こった安倍元首相が銃弾に倒れたというような事件も、
本当に衝撃的な話ではあるけれど、ケネディであったり、高橋是清であったり、
あるいは政治家でない人で言えば、ジョン・レノンであったり・・・
今までも起こっている事件でもある。
また、人為的な事柄でないものを持ち出せば、それこそ東日本大震災、阪神淡路大震災、スマトラ島沖地震…たくさんの人が亡くなった事象もありました。
どんな事象がその他の事象に比べて軽い、重いということは一概に言えませんので、
言葉を探しても、何とも上手な言葉が浮かびませんが、
今は自分が生きていること、大切な家族と共に生きられていること、
それなりに持ち合わせがあること、仕事もあること・・・
など、身近なこと一つ一つに感謝するしかないなと改めて思います。
あの日、秋葉原でどうかなっていた人が自分でなくて自分自身としては良かった。
ほんの少しのことで人生が大きく変わっていたかもしれないし、
そういった事柄がこの先もあるかもしれない。
あるいは、もしかするとそんな信じがたい事件に巻き込まれる人生なのかもしれない。
安倍元首相も長く生きている中で、要職を長年務めていたとはいえ、
自分の人生のピリオドがこんな形になるとは思いもしなかったでしょう。
その無念さを思うと、何とも言えない気持ちになります。
ただ、あまりその1つのニュースにフォーカスしすぎても逆に自分が辛くなる。
私自身は一つ間違えば自分がどうかなっていたかも・・・
という秋葉原事件以来、良くも悪くもそこはドライにはなったかもしれません。
失われたこと、人を思うあまり、今生きている自分が犠牲になっては意味がない。
ということで、ニュースについては自分の精神に影響のない範囲で見ています。
読み手の皆さんも人それぞれ色々な気持ちになっていることとは思いますが、
あまり自分を追い詰めないようにだけはお気を付けいただけたら良いなと願います。
というわけで、今回は事件として大きいものでしたので、
自分の体験も交えながら記事を書きましたが、
次回以降はこのブログにおいては今までと同じ記事を同じノリで書きますので、
どうぞ改めてよろしくお願い致します。
※今回はちょうど良いタグが浮かばなかったので、タグはなしとしておきました。
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