こんにちは。NNSです。
また、12/4の土曜日にCOZUCHI本社へお邪魔した話について書いてみたいと思います。
前回がかなり雑談しか書いていない感じだったので、
本来的に言えば順序が逆ですが、今回はもう少しセミナー的に聞いた話、
また軽食をいただきながら雑談的に聞いたものの、
もう少し突っ込んだ部分について自分なりに感想を書いてみます。
↓下記が前回記事となります。合わせてご覧くださると嬉しく思います。↓
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まずはセミナーが最初に始まり、
武藤社長や片岡取締役の自己紹介などを聞かせていただいた後に、
いただいた資料を基に今後の方針的なものについて説明をいただきました。
もちろん、これは限られた人がもらった資料ですので、
ここに掲載したり、詳細を記事化するということは出来ませんが、
かいつまんで、雰囲気的なところは書いてみたいと思います。
1:会員数
正確な数字は割愛しますが、既に5桁の数字をお持ちということで、
すごい勢いで増えたなーって感じです。
昨年末は1/100とは言わないまでも、ごく限られた人数のみが参加されていたサービスだったWARASHIBEが9月のCOZUCHIローンチまでにそういった数字まで到達し、
そして資料にはないものの、そこからもどんどん会員を増やしている。
すごいことだなと思いました。
最初は1口50万とかで2ヶ月間くらい募集して・・・みたいな地味なサービスという印象で私自身もサービス名は知っていたものの、会員になったりはしていなかったので、
その頃を思い出すと隔世の感があるなと思いました。
尚、クリアルなど類似の事業者より女性比が高いということは「COZUCHI」というポップな感じのネーミングも良かったのかな?とかも思ったりしました。
正確な数字は一応やめておきますが、
私が思うより倍くらい女性会員が多くてびっくりしましたね。
もちろん、色々な宣伝の施策が当たっているのもあるだろうなとは思います。
2:案件数、募集総額
いただいた資料によると不動産クラウドファンディング事業者での案件数No.1!は、
FANTAS Fundingということでした。
確かにファンタスさんは区分を同時に5,6戸募集したりもしていますから、
金額は別にして案件数は多いですよね。
そして募集金額No.1は予想通りCREALでした。
現時点でクリアルは資料内2位のi-Bond(ちょっとサービス形態が特殊なので、他事業者と比べるのは難しい部分もありますが)の3倍弱の募集ということです。
で、COZUCHI(旧WARASHIBE)は3位。
恐らく2位になるのも時間の問題かなという印象でした。(もうなったかも?)
というわけで、当然COZUCHIの目指すところとして、
CREALに追い付け追い越せ!というのは一つあるみたいですね。
と言ってもピカピカ築浅レジデンスとかホテル開発が得意分野のCREALと、
やや古めかしくて一般的には銀行のローンが引きづらい物件を投資家資金で上手くバリューアップすることが多いCOZUCHIだと客層とか目指す方向性も違うでしょうから、
簡単に比較対象とはなりませんが、単純に最も大きな募集金額を募集する立場になるとまた見え方が違ってくることは確実にあるでしょうから、
そのあたりの業界内の立ち位置的な意味で、
会社としてはトップを目指しているようなニュアンスでした。
ただし、更に言えばCREALはレジデンスにおいては、常に自社物件、あるいは他社物件の築浅を買ってきて自社物件化するというための1ステップとしてのクラファン活用であるのに対して、COZUCHIは2号事業者と言って、別の事業者の商品を宣伝することで事業を大きくしていくことを目標としているという部分で違いはかなり大きいので、
あくまで業界内での存在感、立ち位置的な意味合い。
だと思っていただければと思います。
3:雑記
そういえば、COZUCHIの方がボソッと仰ってました。
「掲示板等で書かれていることにたまに訂正したくなったりもする」みたいな。
あと、ブログは皆さん、何となくご覧になったりはしてくださっているということも仰っていました。
一ブロガー相手であれば変な話、その方に直接事業者として違いますよって指摘をすればいいことなんですけど、掲示板的なところで匿名の方同士が正しいとは言いづらい議論になっていると、そりゃプロとしては正したくなるだろうなーと思いますね。
私もぶっちゃけ正したくなる時はあります。
いや、何なら、どうしてもさすがに看過出来ないと思う時は覆面で投稿します(笑)
やっぱり事業者に批判的に厳しい目で見るのは大事だとは思うものの、
COZUCHI以外であってもどこでもそうですけど、正しくない前提条件で批判を浴びている事業者さんというのは気の毒だし、その正しくない知識が蔓延するというのは良くないことですから、それはつい正したくなりますよね。
最近はそこまでの熱がなくなっちゃったというのもありますが・・・
(自分の身の回りで精一杯すぎるので)
で、何が言いたいかというと、つまり、
COZUCHIというかLAETOLIの場合は2号事業者という宣伝、資金集めの事業者で、
1号事業者は今のところ大体がTRIADという別会社ですから、
与信を特に気にすべきはTRIADの方なんですけど、
人によってはLAETOLIの財務ばかりクローズアップしたりとか。
このあたり、私のブログをご覧いただいている方は1号と2号の違いなんかも、分かってくださっている方が多いでしょうけど、なかなか理解しないまま、表面的なデータで仰る方も多いので、うーんって思う時もありますね。
ただ、ということの一因にLAETOLIやTRIADの財務が一般に公開されていないからということがあるのは事実でしょうし、
そのあたりは一般に公開することも検討対象にはなっているということでした。
もっとも投資家の方に関して言えば「成立前書面」などの書面にLAETOLIもTRIADも財務の部分の記載があるので(ないと不特法としてNG)、
ぶっちゃけはそこを見ればいい話なんですけどね。
でも、そういう限られた見方だけではなく、(見れば見られるんだよ。ではなく、)
もっとオープンにするのも必要というのは検討されているということでした。
ちなみに投資家の年齢層は20代1.5割、30代3割、40代3割、50代2割弱、60代以上1割弱という感じで、一般的な金融商品と大体同じとのこと。
私は何となくクラファン投資家は年齢層が高めかなと思って、
つい昭和の親父ネタ的なものを記事に挟む傾向があるのですが、
あまり意味なかったかな・・・
まあ、でも、こういう手作り感のあるブログとかを読んでくださるのは年齢層高めな気もするので、私は令和でも昭和感を出しつつ書いていこうと思いました(笑)
4:事業者リスクをどう見るか
事業者リスクをどう見るか。これは事業者側もあるのは事実と認めた上で、
それを軽減するにはどうしたら良いのかということを結構考えているようでした。
私はつい「いや、それはしょうがないっしょ。利回り高いんだし、許してね。」的に考えられているのかとも思っていたのですが、そんなことは全然なく、
保護については、サービスを大きく安定させるためにやはり必要なことだ。という問題意識が強く社内共有されている印象でした。
まだ書ける事柄ではないですが、1号事業者と2号事業者の2社だけではない形で投資家保護が出来ないかというのが検討されているようです。
率直に言ってそのスキームが上手く組めたらいいなーと思いますし、
もし、それが来年などに上手く運用できることになり、評判が良かったら、もしかすると他社さんでもそのスキームを活用される会社が出てくるかもしれない。
そうなると、私たち投資家としても安心感が増しますし、そういった対応が出来ていない事業者はジリ貧になるでしょうから、差別化も見えやすくなる。
そういう意味でも頑張って欲しいなーと思いました。
もちろん対経費的なことも勘案しないといけないでしょうから、
事業者さんとしては考えることは多そうなので、
今のスタイルだからこそリスク対リターンの中で利回りも高く配当してもらえるという話もあるかもしれませんし、変わっていくこともまた懸念材料が出たりしないのかな?
とかは少し思ったりはしていますが、改善を考えているのは嬉しく思いました。
また、そこから少し話は変わりますが、その話の中でちらっと聞いたのは、
「今後も2号事業者としての事業をメインにする」という話でした。
つまり、現状はメインとなる1号事業者がTRIADの商品が多く、たまにLAETOLI自社の商品というのもありましたが、今後はLAETOLI自社の商品は減り、TRIADの商品をメインに、時折、その他の事業者の商品も売っていく。みたいな感じですね。
そして複数の会社の商品を同じCOZUCHIというブランド、プラットフォームで売っていくという形です。
そうなるとTRIADの商品も他社に負けないようにしないといけないですし、他社商品もTRIADの商品と差別化が図れていないといけないので相乗効果はあるかもしれない。
あるいはCOZUCHI(LAETOLI)としてもTRIADは別として、その他の1号事業者の商品はそれなりに大事にしていかないと、その1号事業者が自社で売ったり、よそのプラットフォームで売る可能性も出てきますから、
色々な部分で緊張感は持たせられるのかなーとも。
あとは、言い方はあまり良くないかもしれませんが、2号で生計を立てるということは、自社で大きな物件を買ったりはしないことにもなるので、
そういう意味では自社の安定性は保ちやすくはなるかもしれません。
(ただし、その分、ソーシャルレンディング事業者が仲介、手数料だけで生計を立てているのとも似て、宣伝に力を入れすぎると経費が大きくなりすぎ黒字化が難しくなるので、手数料部分のグロスが大きい会社であることが前提条件になりますね。グロスに関しては既に大型化しているので、見通しは良好な気もしますが。)
5:今後の案件
準備中のものをいくつか教えていただきました。
ただし、本当に組成されるかは現状では不明です。
1つは恐らく遠くないうちに決定されそうな雰囲気はありました。
1ヶ月に2本ペースくらいで出すことを目標にしているようなことは以前聞きましたので、そういう意味では順調に組成をしていけている印象は持ちましたね。
このあたりは何となく聞いたという程度の話と思っていただければと思います。
6:TRIAD社、COZUCHIのサービスについて
武藤社長とお話しさせていただいていた時に、TRIAD社とCOZUCHIのサービスについてちらっと雑談でお教えいただいたことが印象的だったので、
恐らく紹介しても問題ないだろうと考え、掲載します。
(あくまで雑談の範疇の話ですので、正確性には欠く内容かもしれません)
TRIAD社について武藤社長から少しお話を聞いたのですが、
「TRIADは私と倉持(TRIAD社の社長さん)の2人、また投資家さんもある程度限られた方を対象にしていたから、どちらの意味でも元々は属人化している企業だったと思う。
だから、少しずつサービスを縮小しようかなという風にも思っていた時期があった。
でも折角やってきた事業だし大きくするという考え方もあるなとも。
どちらの方向に舵を切ろうかと思っていた時に、コロナ禍が起こり、対面ではなくインターネット上での事業というものに今後はシフトした方が良いのかなという感覚を持って、TRIADの案件をCOZUCHI(当時はSATASによるWARASHIBE)に使い、それによってLAETOLIもTRIADも大きく発展させていこうという考えに至った」
こういった話でした。
また、以前からLAETOLIの元々の会社であるサタスインテグレイトの創業者「佐藤一雄さん」と武藤社長に縁があって、SATASとTRIADを提携させるという構想はあったようなこともちらっと耳にしましたので、
それらが混ざって今の形が出来上がってきたんだろうなと想像しました。
お話を伺っていると、武藤社長は良い意味でアナログな部分があり、
またデジタル的な感性というよりは、元々建築の勉強を大学でされていたということもあって、芸術畑な部分も感じられる人柄ですので、
コロナ禍という問題を一個人としても強いインパクトに感じていらっしゃる雰囲気はありました。まだまだ難しい時期が続く昨今ですが、こうやって市況の変化に対応するビジネスを考えられたということに、なるほどと勉強になりました。
なかなか自分の業界以外の経営者の方と縁を作るってないことですからね。
その点は貴重だったと思います。
7:最後に
何度か色々なところ、色々な方から言われたこと(あるいは私以外の方が言われていたこと)で印象に残っているのは、
「思ったことは書いてください」的なことでしょうか。
やはり、事業者としては広告を掲載している人に良いことを書いて欲しいというのは本音としてきっとありますよね。
でも、そのあたり、いつもCOZUCHIの皆さんから言われることは、
【気になる部分も書いてください】ということです。
そう言ってもらえると、特に私なんかは書きやすいです。
これは入澤さんや武藤社長にも生意気ながら申し上げた話ですが、
「事業者さんから出ている情報を読んで自分なりに色々書くからブログなのであって、
その事業者さんの情報をそのまま転載するだけだったら、意味がなくなってしまう」と。
私もこうして期せずしてブログを始め、そして期せずしてこんな形で事業者さんと面識を持つに至ったわけですが、その部分は大切にしたいとは思っています。
(尚、今回はセミナー兼懇親ということで一部飲料や軽食のご提供をいただきましたが、社内で一般流通しているものをいただいた状況であり、どこかのお店で豪遊(?)したりということではありません。私の表現が疑念を招きかねないところがあったこと、失礼致しました。)
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以上、結構駆け足で色々書いたので、
折角聞いた話なんかも抜かしてしまっているところが多々ありそうですが、
限られた人数しかいないところの会話などは、
なかなか他の参加者様への迷惑も勘案すると書けない部分も多く出てきますので、
当たり障りなく書くとこんな感じなのかなと思います。
とりたてて情報通になったとかそんなことはありませんが、
少しばかりご縁をいただけたことは事実ですので、
またここで書けるようなことがあった時はご紹介したいなと改めて思いました。
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最後は広告です。
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