投資型クラウドファンディング愛好家の案件考察ブログ

不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング愛好家です。比較的高利回り案件を中心に考察をしています。※当ブログは広告紹介、リンクが一部記事に含まれております。

FIREって何だろうって無縁なのに思ってしまう。

ここ最近、本当によく聞きますよね。「FIRE」って言葉。

なんかキャッチーで言いやすいですから、良い言葉だろうとは思いますし、

そういうものを目指す人が多いというのは自分なりに理解はしているつもりです。

 

先日、うちの身内からも訊かれましたね。

「お兄ちゃんはFIREとか目指してるの?」って。

いやー、どうだろう・・・としか答えられませんでしたが(笑)

ゴールはこの世を去る時である以上、それをするかしないかというのは過程の話なので、そこをある種のゴールにして目指すってのはまだ理解が及んでいないんですよね。

 

変な話、仕事上のゴールが70歳だとすれば、去るまでの時間が短いのでいわゆる【老後】の未来予想図も描けますけど、

仕事上のゴールが50歳になってしまうと、(なってしまうという言い方をしている時点で意外と仕事のある人生が好きなんでしょうかね。我ながら。)

あと30年、40年どうやって生きていくんだろう?ってのが不明すぎると言いますか。

何もしないってこともないだろうし、じゃあ、何するんだろう?とも思ったり。

 

それに、年々、テクノロジーの進化で世の中の進むスピードが速まってますよね。

それこそ私が後期高齢者になる50年とか先の将来には、この世の中を引っ張って行っている国も様変わりしていそうですからね。

今のG7ではなく、米国は別にして、中国、インド、インドネシア・・・等々、

まあ、アジア諸国が強くなっていそうです。

逆に欧州はイスラム系の方が増えて、世論も違っていそうですし、

その時に日本はどうなっているか。意外と頑張っているのか、凋落しているのか、

あるいは頑張っているけれど、今の我らが思う日本人とは見た目も考えも違う人たちが引っ張って行っているかもしれません。

 

そういうことまで考えると、自分がFIREするとかしないとかは外的要因によっても、

(仮に今の世の中の基準の中であれば出来るような資産状況になれたとしても)

全然違うだろうなと。

 

まあ、強いて言えば一言分くらい思うこととしては、

【人に求められているうちが華】ってのは思いますね。

それは仕事であれ家庭であれ趣味であれ。

 

有名な詩に、【追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です。 死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。】

というフレーズがありますが、

まあ、女でもないですし、意味するところは多少違うのかもしれませんが、

物体としての死の後も人から惜しまれたり、

思い出してもらえることは幸せでしょうし、

逆に物体として生きていても、社会的に死んでいたり、

家族や身の回りの人から切り離されて求められなくなったら、

それは詩のフレーズのように、亡くなるよりよっぽど哀れというか、

悲しいことかもしれません。

 

私自身、まあまあ無趣味ではあるとはいえ、小さい頃から楽器を弾いたり音楽を楽しんできて多少は専門的な知識もあったりします。

あるいは親の影響で小さい頃から競馬にも触れていました。それこそ記者にでもなろうかと思ったりしたことも・・・ないけど、妄想くらいはしたことはあります(笑)

そういう意味で何かしら楽しみはあるでしょうし、

その中で自分が全く社会的に求められなくなるというイメージはないですが、

とはいえ、自分からわざわざ社会と切り離れていくイメージまでは、

今のところないなーとか思ったりはします。

 

逆に言えば、自分にとってのFIREは社会的に少し【隠匿】じゃないですけど、

そういう「何もしない」イメージなんですよね。

資産の利殖だけ(しかもそれほどの難易度も求められないタイプの低リスクな運用)

で生きていくのであれば、それをFIREと呼ぶのがよく分かるんですけど、

人によっては実物不動産を所持し、運用したりして生きていくことを

FIREと呼んだりもしますよね。

これって、FIREなのかなあと。単に実業家への転身じゃないのかなと。

FIREという終わり感を出すフレーズより独立、実業家への転身という栄転的な華やかなフレーズの方が個人的には合うし、格好良く感じてしまうというか(笑)

Retire Earlyを早期退職と定義すればこれもFIREなのかもしれませんけど、

なんかどうしても自分にはピンと来ないというか、

むしろこれって良くも悪くも生涯現役に近づいてるよなーとか思うんですよね。

下手したらフルローンでワンルームの区分だとか、中古の一棟アパートとかを入手してFIREするって言う方もいますもんね。

それがRetire Earlyかっていうと、

ほんと、むしろそこからの方が頑張らないと大変そうだなと。リタイアしてねーなと。

 

ふざけた言い方ですけど、もし、これが「ファイヤー」だったら、

まだその先に「アイスストーム」「ダイアキュート」「ばよえーん」が待ってるのでは?という感じでしょうか(笑)

なんか、FIREと聞いても、上でふざけた通り、人生のゴールから見れば過程の一種であって、最終的に目指すのはそれこそ「ばよえーん」的な終幕ではないかと思うので、

私自身においては、FIREを目指すとか目指さないとかはあまり意識がないですね。

 

それこそ先ほどの繰り返しにはなりますけど、

【求められているうちが華】という風に人生については何となく思ってしまうので、

例えば今の職場の中で自分が求められなくなれば、FIRE云々は関係なく去らねばならないでしょうし、(無論、経済状況や年齢によって多少求められなくなろうとも居座ろうと考えることはありえます笑)

今の職場の業種自体が世の中的に求められなくなれば、会社どころか業界からも去らねばならないでしょうし、

仮に何らかそういった事柄が起こったタイミングで運良く資産が形成出来ていたとしても、私が生を為してから今に至るまでの世の中の変わるスピードが、その前の30年35年より明らかに速いような気もするので、

世の中の流れの中で否応なしに、何かの活動をせねばならない可能性もありますよね。

(例えば普通の日本人の数がかなり減り、上流階級を英語や中国語、スペイン語、ヒンディー語、インドネシア語?そういう他国言語を話す人が一定割合占めるとすれば、多少なりともそういった言葉を老いてからも学ばねばならない。とか)

 

なので、FIREを(すごろくの)上がりとか、何かのゴールとか、

あるいは言葉は悪いですけど仕事や世の中からの逃げ道的に目標とするのは危険なんじゃないかなーと何となく思ったりしています。

 

自分自身、会社の仕組みが少しずつ変わる中でも、私の事を必要としてくれている人がたくさんいて、ある種ありがたいとは感じてはいるものの、

仕組みが変わる中で、経営者に自分が求められている比率が少しずつ下がっていることも感じており、あるいは経営者に近しい人間にとって私の存在はどちらかといえば矮小化したい対象なのではという感覚も抱くことがあって、

(もっとも極々一般的な企業であれば、30代前半、半ばの一社員に経営者が精神的にも業務的にも大きく依存すること自体がいびつな構造であって、

そういう意味では普通の企業に是正されつつあるのかなとも思います)

そういう意味では会社を去る時はいつか。なんてことを時折考えますけど、

では、それもあるし、FIRE目指すか。なんてのはたぶん違うんだろうなと。

会社を辞めることになっても当座のところ食っていけるように準備するのは大事だけれど、会社を辞めたい=FIREは違うんじゃないかなーみたいな感覚ですね。

 

まあ、超絶大儲けして、ほとんどの他人にはどうやっても追いつけないくらいの資産を築いて、【天下取る!】的なバイタリティでFIREを目標とするのならば、人によっては面白そうですけど、(私には無理!ですが笑)

 

極々普通の私たち凡人が安易なゴール、上がり、逃げ道的に目指すのは、

世の中の流れが大きく変わって【年老いてから戻る】という事が必要になった時に辛い気はしますね。

あるいはそういったゴールを目指していたのに、世の中の流れでとってもそんなことは成し遂げられそうもない。

ってなった時には結構精神的にしんどいでしょうしね。

 

という風に私はなんとなーく(そもそも収入的に無縁なのに)

考えてしまったりしているのでした。

もっとも何ら具体性を持って考えているのではなく思考の訓練、脳内妄想?で、ただ思い浮かんだ気持ちやフレーズを線で繋いで文章にしただけではありますが(苦笑)

 

まあ、お金に困らない暮らしというのは大きな目標ですし、あるいはお金に困っていないからこそ出来るお金儲けなんてのもきっとあるでしょうから、

そういうことは自分が出来たらいいなーとは思うものの、

自分の目標はどちらかといえば生涯現役というか、

いつまでも仕事なのか趣味なのか家庭なのか投資?なのか、

何であれ、人に必要とされる、世の中に必要とされる老人になれたらいいな。

という感じかもしれませんね。

 

やっぱり自分の人生の目標は、「居場所」にも「資産」にも「家族」にも恵まれて、

何らかの活動から「引退」する時に惜しまれ、

そして、終幕を迎える時、迎えた後も多少なりとも人から思い出してもらえるような老人になること。

FIREより(一部世代の一部にしか通じない言葉で失礼しますが)「ばよえーん」が目標だなとか思ったのでした。

 

というわけで、最終的にただただ、ぷよぷよがやりたくなっただけの記事でした(笑)

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