投資型クラウドファンディング愛好家の案件考察ブログ

不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング愛好家です。比較的高利回り案件を中心に考察をしています。※当ブログは広告紹介、リンクが一部記事に含まれております。

WARASHIBE(現:COZUCHI)の運営会社が社名変更しています。

さりげなくWARASHIBE(現:COZUCHI)絡みで気になるリリースがあったので、ご紹介します。

 

【WARASHIBE(現:COZUCHI)を運営している株式会社SATASがLAETOLI株式会社に社名変更!】

 

えー、こういうのがあると、

【SATASは何かあったんじゃないか】とか【問題があるから名前を変えたのでは?】

なんていう見方も持たれやすいので、応援団(?)としては、

違うだろうと思いつつ自分なりの見解を書いてみるわけですが、

これ、いつかはあるかなとは思ってはいたんですよね。

 

まず、株式会社SATASとは何ぞやというところから振り返りますが、

SATASは元々、佐藤一雄さんという方が創業者の会社で、

そこから「さたす」になったという経緯なんですよね。

この佐藤一雄さんは三井不動産に勤めていらっしゃった方で、

途中、三井不動産販売という子会社に出向し、

【国内における不動産小口化商品第1号を商品化した】(1986年頃)という、

もうまさに【不動産小口化の第一人者】【不特法の生みの親】みたいな人です。

不特法が制定されたのは1995年の4月1日ということですが、

この旗振り役を行ったのも佐藤氏ということです。

 

佐藤氏は三井不動産を定年になるまで勤め上げられ、

そして第2のキャリアということでSATAS INTEGRATE(今のSATAS)を、

1999年に創業されたという感じです。

今年で御年81歳になられるという高齢もあり、4年前?にSATASは手放されましたが、

今もセミナーなどを精力的に行うなど、

第3、第4のキャリアも作られているようですね。

 

読み手の方の中には、

【こいつ、意外と詳しいな】と思った方もいるかもしれませんが、

実は【佐藤さんのダイヤモンド社から出ている著書、買いました】という(笑)

 

いや、素人なので読んでもかなりチンプンカンプンなところが多いですが、

投資を通じてほんの数ミリ程度でも言葉は知っているので、

ちょこちょこ目を通すと、今から15~20年前の本ではありますが、

やはり勉強にはなりますよね。

それに、この先、事業会社さんや色々なところで、

やや難しい用語、スキームなんかが出てきた時に、佐藤さんの本が手元にあると、

類似のケースなんかがないか調べたりして、参考になるかもなという思いもあって、

色々なところでいただいたアマゾンギフトを使って先日、1冊手元に購入しました。

 

ちなみに既に20年近い年月が初版から経った本ですが、

【未だに絶版になっていない】どころか【電子書籍としても新たに発刊されている】

という、価値を認められている1冊だと思います。

あのダイヤモンド社から15年以上前に発刊された本が未だに電子書籍としても発刊されているというのは、結構すごいことですからね。

 

いや、でも、20年経っていると世の中結構違いますね。

実はこの本には少しばかり縁があるというか、本の中に自分の知っている会社の記載なんかもあるのですが【そっか、社名まで旧の頃か。】と。

もう変わって15年?20年?とか経ってると思ってたけど、

2004年の初版本だとまだ旧だっただなとかしみじみ思いました。

 

ご興味のある方はお手に取ってみてください。(電子書籍だと手には取らないけど笑)

(ちなみに、本の中身はSATASの宣伝要素は一切なく、不動産の小口流動化の様々な形態について解説、ご自身なりの考えなどを書いた本で、実務的な本です。まあ、素人投資家が読むような本ではないですね笑)

 

・・・と全然話がそれていましたが、そんなわけで、

【佐藤さんが作ったからSATAS】だった以上、

SATASという名前はどこかで変わる可能性があるかなとは思っていたので、

今回はそれが現実になったということなんでしょうね。

 

それにしても、社長さんまで変更というのにはちょっと驚きましたね。

ここ、結構【ビッグニュース】ですが、

【TRIADの副社長だった武藤弥(わたる)氏が、新社長へ就任している】という。

 

これは驚きました。

私が以前からWARASHIBE(現:COZUCHI)について書く時に、TRIADについて書くことが多かったのは毎回読んでいただいている(ごく少数の)方には伝わっているかと思いますが、

というのも、【大体の良案件は1号事業者(責任事業者)がTRIADだった】から。

そして、そのTRIADという会社の中でも、副社長である武藤弥氏については、

以前に立ち上げられた会社や、現在社長を務められている別の会社などのリリースやインタビューを色々以前読んだ時に、いつも使ってしまうフレーズですが、

【カリスマ的】な感じの方だという印象を持ちまして、

きっと恐らくこういう力のある人が経営されているから、

良い商品が出てくるんだろうなーと漠然と考えていたのですが、

 

その武藤氏がTRIADではなく、SATAS(改め新会社LAETOLI)の社長になるということは、これは【WARASHIBE事業、本気だな】ということなんだなと。

 

1号事業者であるTRIADとその際に2号事業者(プラットフォーマー)となる

SATAS(LAETOLI)が同じ人物で経営されている(同じ株主である)と、

利害関係者になって良くない?という可能性もありそうなので、

武藤氏がSATAS(LAETOLI)側の責任者、

TRIADは現社長の倉持氏が責任者という風になって、

より密接な繫がりになる。という感じでしょうか。

(尚、TRIADのHPも見てみましたが、役員から武藤氏の名前は消えていましたので、武藤氏はLAETOLIに専念する形なんでしょうね。役員100%とTRIADのHPに株主の記載があるので、武藤氏が役員から消えているということは・・・株主でもなくなっているという推測になります)

⇒追記:武藤氏が既にTRIADの副社長及び、株主の地位を離れていることを確認しました。

 

当然、株式についても上記のような保有状況の変化はあるでしょうね。

(そのあたりは会員であれば実は書面に記載があるので、

お時間のある時に目を通すのも良いかもしれません)

元々住所も同じですから、そういう意味でも密接な繫がりはあったでしょうけれど、

より繋がりは強くなるのかもしれません。

 

ただ、逆にTRIADの側も武藤氏が経営参画しないとすると、

今後はまた今までと違った経営、運営になりそうとも思ったり。

 

WARASHIBE(現:COZUCHI)に関しては、先日インタビューをさせていただいた入澤氏いわく、

【色々な案が出ている】【会社やサービスを大きくしていきたい】

というお話でしたので、力のある経営者である武藤氏がトップに立つということで、

サービスの拡大化や案件組成数の増加などに期待が出来るだろうな。

という印象を持ちましたし、

TRIAD以外の1号事業者の発掘なんかも増やしたいという意向は聞いていましたが、

恐らく、この流れだとどんどん進んでいくだろうなと思いました。

 

裏側の細かいことは分かりかねますが、

今後のWARASHIBE(現:COZUCHI)事業、LAETOLIがどんな風に動いていくか楽しみだな。

と率直に言って思えるニュースでした。

もちろん、【変わる】ということ、そして【力のある方が経営者に代わる】ということは、思いもよらない事が起こる可能性もあるので、投資はお金の絡むことですし、100%応援!みたいな単純な言葉は言えませんが、

私個人としては期待が高まるリリースではありました。

 

今後のSATAS改めLAETOLIがどんな風に発展されていくか、楽しみにしつつ、

時折は一投資家、ブロガー、広告掲載者としてマイナス面が何かないか気にかけつつ、

より注目していきたいなと思いました。

 

※追記:前社長の小林氏が監査役にスライドしていました。

元々法務系のバックグラウンドのある方なので、この人事は会社として適材適所というところなんでしょうね。

その他、社外取締役にFUNDSでも社外取締役を務められており、

クラウドファンディング協会監事もされている、川中浩平氏が新たな役員に加わっていました。段々、陣容が豪華になってきた感じです。

 

以下、HPのリリースを引用させていただきます。

 

【株式会社SATASはLAETOLI株式会社へ生まれ変わります。

「LAETOLI」は人類最古の足跡が残るラエトリ遺跡が由来で、前人未到のチャレンジで歴史に新たな1ページを作ることを私たちは目指します。

総ファンド数24、累計調達額16億円を突破した不動産クラウドファンディングサービス「WARASHIBE」(現:COZUCHI)を軸として、

「テクノロジーで、不動産価値と不動産業界の価値観を変革する」をMISSIONに、

次の世代の暮らしを豊かにする、あたらしい歴史を作って参ります。】

 

LAETOLIって何だろうと思ったくらい、ラエトリ遺跡のことは浅学にして全く知りませんでしたが、意味が分かると、なるほど。と。

投資家資金も使って、前人未到のハイジャンプを目指すということで、

その波に投資家としても美味しい形で乗れたらいいなーとちょっと思いました。

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尚、下記に武藤氏について自分なりに以前調べた記事や、

SATAS(改め新会社LAETOLI)入澤氏へのインタビュー記事などのリンクを載せておきますので、合わせてご覧ください。

(その時その時の時点で考えたことですので、現在の私の考えとは一部異なるところもありますため、

もし、疑問点等がありましたらコメント欄や問い合わせフォームでお教えください。)

※5/12 初めてWARASHIBE(現:COZUCHI)について書いた記事です。

※6/19 上場企業GFAとの資本提携解消のリリースを読んでの記事です。
 

※7/3,4に掲載した、入澤様へのインタビュー記事です。

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※毎回の紹介で知っている方も多いかもしれませんが、

キャンペーンについても再掲しておきます。

 

不動産クラウドファンディング事業者のWARASHIBE(現:COZUCHIは、

下記のキャンペーンを先日より行っています。

 

【WARASHIBE(現:COZUCHI)では、累計調達額15億円突破を記念いたしまして、
会員登録キャンペーンを実施しております!
新規投資家登録で先着300名様にAmazonギフト券2000円相当プレゼント!

 

が、このキャンペーン、調子が良いようで、、、

 

※先着500名様Amazonギフト券2000円相当プレゼント!

 

と、200名も枠が増えました。

わざわざ増やすってことは、既に300名近くに達してるってことなんでしょうから、

元々集まるペースは速そうだなと思っていましたが、 結構ほんとに速いなと(笑)

あまりにも会員の増えるペースが速すぎると、ライバルが多くなるので複雑ですね。

まあ、熱心に紹介している人間が言うのもなんですが(笑)

というわけで、再増員があるかなどはさすがに分かりませんので、

気になっている人はお早めにご検討ください。

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WARASHIBE
※尚、不動産クラウドファンディングについて紹介する際は、知名度が劣るため、
類似した投資であるソーシャルレンディングをタグに入れています。両者は似たスキームですが、別物であることはご留意ください。
逆にソーシャルレンディングについて紹介する際は、不動産クラウドファンディングのタグは入れておりません。