体制の変化が報じられているWARASHIBE(現:COZUCHI)ですが、
とはいえ、精力的に案件がどんどん出てくる状態ですね。
そのあたりの変化を気にかけつつも、新規案件についても考えてみようかなと思い、
記事を書いてみます。
まず、新規案件が2つ出ていますが、
直近のものは、「伊東市川奈 高級リゾート開発用地 ≪EXITプラス≫」
という案件で、期間は12ヶ月、利回りは8%(インカム0.1%+キャピタル7.9%)です。
総額2億5000万の募集金額に対して、6/25の19時から先行募集として1億円が募集され、
残が6/26の19時から7/2の13時までの抽選募集となります。
尚、ご存じの方も多いかと思われますが、先行募集の際に募集された金額を飛び越えて希望が殺到した場合には、先着に割り当てている金額を超えた部分は、そのまま抽選の希望分に割り当てられます。
このあたりは、ちょっと分かりづらいですが、【終わった瞬間にSTOP!って出来るシステムになっていない】ということみたいです。
手動で募集を後から止めるまでは注文が入り続ける感じというか。
ま、ちゃんと先着で入ったのか、抽選になっているのかは送られてくるメールで分かるようになっているので、そのあたり不慣れな方で投資を希望される方は注意して見られるといいかと思います。
今回の案件はほとんど名前の通りですが、「伊東市川奈にある高級リゾート用の土地」に対する募集となります。1号2号とも今回はSATAS(WARASHIBEの運営会社)ですね。
(それぞれ現在は、LAETOLI、COZUCHIに社名、サービス名が変更されています。)
現時点では別の所有者がいるようですが、投資家の出資金(と劣後出資)を基に、運用開始日までにSATAS(現:LAETOLI)が入手する予定とのことです。
今回の劣後出資は18%とやや低め。ただし、総額が大きいので低めと言っても、それなりに大きな金額となりますし、劣後出資分のお金を出すのは実際に出すのは結構大変でしょうから、もしかするとそのあたりは実際の取得金額と募集金額の差の部分で穴埋めしたりもしているのかもしれません。
劣後出資と書いてあっても、実際にその金額そのものをキャッシュとして用意しないといけないというわけではないでしょうしね。
そこらへんの実際の方法は色々あるかとは思いますが、ともかく今回は少し低めの劣後出資とはなっています。
今回の案件は、既に2022年7月14日の決済で、多くの案件で1号の会社として出てくる「TRIAD」と手付金5000万を伴う売買契約が成立しており、何も問題が起こらなければ、TRIAD向けの売却で利回り8%が支払える見込みとのことです。
※株式会社TRIADとWARASHIBE(現:COZUCHI)を運営する株式会社SATAS(現:LAETOLI株式会社)の関係性については、
下記の記事をご参照くださればと思います。
ただし、SATAS(現:LAETOLI)側としては、今回の土地についてTRIADと契約を結んだ額より高い金額で売れると考えており、7月14日の決済より前段階で、より高い金額を提示して売買契約を締結してくれる会社が見つかった場合はそちらに売ることで、更なる利益の積み増しを狙うということだそうです。
手付金が5000万ということは、その手付を売主側が解除する場合は、恐らくその倍額は最低でも払う形になるでしょうから、
(住宅を購入したことがある方は売主サイドから説明があるのでご存じかと思いますが、手付金を受領したにも関わらず、売主サイドがより好条件の提示があった等の理由で別の買主との売買に変更する時には、手付金の倍額を払わないといけないというルールがあります。)
もし、それが実現した場合は、TRIADは何もせずに支払ったお金の5000万が倍になって帰ってくるわけですね。これは【美味しい】でしょうね。
追記:厳密には数字は違いました。色々な契約の形があるんだなと思いました。
他方SATAS(現:LAETOLI)としても、この3万平米もの広大な敷地を1平米あたり2万くらいで売れれば、6億になるわけですから、夢はありますよね。
こういった地方のリゾート用地なので、公示地価などで調べても相場がイマイチ分かりませんが、恐らく1平米あたり1万は超えそうな気がします。
市況次第では、もっと狙おうと思えば狙えるような気もしないでもないですよね。
ま、そういうあたりが、つまり、このプロフィットシェア型の案件組成に至った理由ということなんだろうと思います。
地方であればあるほど、土地代は安くなり、ある意味では当たれば大きくなるわけですから、(取得単価が小さければ小さいほど、ちょっとした金額の違いで、倍率で言えば、2倍3倍と価格が膨れてキャピタルが膨大になるわけですから、当たれば大きいですよね。)夢がある話かもしれません。
投資家サイドとしては、8%は基本的に半分約束されているようなもので、
(とはいえ、SATAS(現:LAETOLI)が倒産した場合、TRIADが倒産した場合等で棄損するリスクは当然ありますので、WARASHIBE(現:COZUCHI)側もサイト上で「TRIADの財務状況などを見てください」と言っている通り、そのあたりは念のため注意を払うに越したことはないですね。)
それでいて、高値で別の会社へ売却出来た場合は、WARASHIBE(現:COZUCHI)の独自ルール【キャピタルゲインの利益のうち、25%を上限なしに配当する】という部分が利いて、利回りが更に高まるということがありえますから、夢がありますよね。
めちゃくちゃ勝手な夢を描くと、もし、この土地が5億で売れたら・・・3億くらいが総額になるわけで、2億は儲かるわけですから、5000万TRIADさんに支払ったとしても、1億5000万とか手残りするわけです。15000万の1/4だと、3750万。年利で15%くらいアップするって可能性があるわけですね。しかももっと高い金額で売れる先をTRIADさんとの決済日より前に見つけないといけない以上、その場合は恐らく早期償還になるわけですから、運用日数が減る関係で、更に年利換算した時は利回りが高まる・・・ということも言えるかもしれませんし。
・・・というわけで、上記みたいな夢があります。
もっともSATAS(現:LAETOLI)さんはそれ以上に夢があるでしょうけども(笑)
ま、ただし、あくまで、これは【夢!!】と思っていた方が良い気はします。
まだまだ日本のコロナ情勢はそこまで良化していませんし、こういう地方のリゾートがこの先、どこまで盛り上がるかも不透明です。外国人投資家、外国企業がこの土地を買ってくれたりする可能性がどこまであるのかも素人的には不明ですしね。
まあ、強いて言えば、夢を追う余地があってそれでいて8%は見込めているということなので、基本的にはいいファンドなんでしょうね。
とりあえずは、夢部分は追い求めすぎず、8%のところを意識して投資検討するに越したことはないかなとは思います。
もっとも、半分とか1/3くらいの気持ちで夢を見るのは楽しいですけどね(笑)
さすがに、TRIADが倒産しちゃった上に売り先も見つからなくて、にっちもさっちも行かなくって棄損・・・みたいなのは可能性低いとは思ったりします。
とはいえ、そういう事態になれば、SATAS(現:LAETOLI)が元気だとしても、棄損する可能性はあるということで、そこだけは理解した上で投資の判断をする感じでしょうか。
資金の余裕があまりないですが、この内容なので私自身は基本的には投資はしようと思っています。
ちなみに「初めての投資限定で本ファンドへ10万以上投資した人全員に【あきたこまち5kgプレゼント!】」というキャンペーンもあるので、
美味しいお米が欲しい方は、投資を検討するのもアリかもしれませんね。
10万投資で、2000円?以上のお米がもらえるならば、結構実入りもいいですよね(笑)
というわけで、自分なりに案件についてご紹介してみました。
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※尚、不動産クラウドファンディングについて紹介する際は、知名度が劣るため、
類似した投資であるソーシャルレンディングをタグに入れています。両者は似たスキームですが、別物であることはご留意ください。
逆にソーシャルレンディングについて紹介する際は、不動産クラウドファンディングのタグは入れておりません。