実はここのところ仕事が忙しいにも関わらず、ブログも開設当初ということで頑張ってやっていこうと思って、
多少いつもより自分に負荷をかけてみましたら、体調が悪くなってしまい・・・
(ブログで体調を崩すとかってほんと馬鹿な話ですけども笑)
そんなわけで、色々と調べなくても書けることを書こうと思い、
今日は、ここ数年最もお世話になっているソーシャルレンディング業者のクラウドバンクについて書いてみることにしました。
かなり今更感がありますが、自分なりに書いてみますので、
もう知ってるよという多くの方は斜め読み程度で読んでいただければと思います。
(いや、読むまでもないかも・・・)
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クラウドバンクは貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の大手業者であり、元No.1のmaneo及び、現No.1のSBIソーシャルレンディングが続けて不祥事を起こした今では、
既に最大手のソーシャルレンディング業者と言っても過言ではないのかなと思います。
特に得意な分野は太陽光発電等のクリーンエネルギー系ですが、
「オーナーズブック的」な不動産担保の案件も頻繁に出てきますし、
外国の不動産担保案件や、外国の債権の案件なんかもあり、
様々な案件を高い水準で募集できる、レベルの高い会社さんだなと思っています。
反面、今までは多くを太陽光発電の案件に割いていたものの、
ぼちぼち古いFIT絡みでの「実入りの良い」太陽光案件が尽きてくる(既に尽きかけているとも言えますが)
ので、これからはどんな案件で今までに近い募集金額、利回りを出していくのか、
変革にも期待したい業者さんでもあります。
クラウドバンクの特長をいくつか挙げてみます。
1:1万円から投資可能かつ、追加が1000円から可能
2:毎月分配
⇒この条件のため、毎月の分配や早期償還分を次の案件にすぐさま細かい金額で投資出来るので、複利効果が出やすく、最終一括分配の会社さんより実質的な利回りは高くなると考えられます。何より細かく計算しないで残額をすべてこの案件に。みたいなことが出来るのは使いやすいです。
3:入出金無料
⇒入金はペイジーを使うことで即時入金が無料で行えますし(かなり使い勝手がいいです)、出金手数料は無料です。
なので、いいなと思った案件が出たら即座に入金、投資と行えますし、使う用事が出来たら、気軽に出金も出来て、ユーザーフレンドリーな感じです。
ただし、出金に関しては出金希望の方が多いと少し時間がかかる時もあるので、そのあたりは注意が必要でしょうか。
尚、即時入金に対応している銀行は、都市銀、ゆうちょ銀行以外にも、
結構な数の地方銀行(第二地銀も中にはありますね)もありますし、楽天、住信SBI、PayPay(元ジャパンネット)あたりもありますので、どれかしらは普通の投資家であれば口座をお持ちではないでしょうか。
強いて言えば、セブン、イオン、ソニー的な系統はないですが、他にも、ろうきん、JAバンク、JFマリンバンク、信金、信用組合なんかもかなりの数あるので、基本的にはほぼ全投資家が使えそうです。
4:記載の利回りより実際の利回りが高い
⇒書いてある利回りの数字は目標利回り=保守的な算定であり、実際の利回りは償還した後の運用レポートで確認が出来ますが、基本的に当初より高くなっています。
これは誠実な姿勢であり、また、実際の利回りが高いというのは運用が上手という考えもあるかもしれません。
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その他の特徴(特長ではなく)としては、
1:早期償還が多い
⇒良くも悪くも早期償還が多く、小まめに運用残高が減っていくので、その分を細かく新しい案件につぎこまないと、デポジットに滞留しがちになりやすいです。
2:記載の案件以外にも投資がされる
⇒サイト上にちゃんと記載がありますが、「主要な貸付先」と「それ以外の貸付先」をミックスした形で資金が利用されます。主要な貸付先の方が利回りが高い場合もあれば、逆の場合もあります。
(引用:※主要な融資先とは、当ファンドで集めた資金の50%超をもって融資を行う対象をいいます。)
このような説明なので、逆に言えば51%がその案件であれば、残りの49%は別の案件に使われている可能性もあるという感じです。
もっとも、会員限定情報に書いてある「融資額 OOOO万円」という情報と実際に募集されている金額を照らすことで、
大体の想像はつきますし、50%以上と定義されているからといって、51%などと低い数値であるということは考えづらいので、このあたりはそういう特徴があると考える程度でいいかなと思います。
私はクラウドバンクの管理体制を信じていますし、(より高いレベルの求められる第一種金融商品取引業でもあります)
主要でない別の貸付先があることで、結果的に分散が強まっていると考えて、あまり気にしていませんが、
そこを不透明と考える人がいても、それはそうだろうなとも思います。
3:(ソーシャルレンディングなので、どこでも同様ですが)クーリングオフがない。
不動産クラウドファンディングは営業会社への出資であり、不特法の縛りの中で、クーリングオフがありますが、ソーシャルレンディングは貸付型で相手先のあることなので、クーリングオフがない。
ですので、投資に対しては慎重さが求められるとも言えます。
逆に言うと、クーリングオフが起こる可能性を加味した時間的なバッファを持たなくて済むため、即案件募集、即運用開始という形を採りやすいこともあり、
ソーシャルレンディング業者は基本的にデポジット型を取っているとも言えます。
全体的には利回りが高く、ユーザーフレンドリーなので人気のある業者さんと言え、
自分自身も太陽光案件が多かった時期は200万弱の金額を出資していました。
今現在は少し償還が進んだことと、事業者数が増えてきたこともあり減りつつありますが、それでも、まだ自分自身の投資金額ではクラウドクレジットに継いで2番目に多く130万くらい出資しています。
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というわけで、今募集中の太陽光案件についてもさらっと紹介してみたいと思います。
今回の太陽光案件は5%で6ヶ月。
少し利回りは低いですが、期間が短く投資への心理的ハードルが低いという意味で投資しやすい案件との印象です。
会員限定の内容を含むため正確には書けませんが、
総募集金額はそこから想像するにある程度大きいため、
現状の資金の集まり具合であれば、もう少し満額まで時間がありそうで、
ゆっくり投資を考えられるのかなとも思います。
貸付先は少し不安要素もありますが、
業績としては悪くなく、FIT価格も36円/kWh(税別)と「まだ、この価格の案件があったのか!」という価格なので、
LTVとしてはそれほど低くないですが、案件としての信頼感はある程度高そうです。
(ただし、逆に古いFIT価格の案件が残っている=開発が難しく難航している?という可能性もあるので、そのあたりは個々の判断となるかもしれません)
進捗状況の画像等もあるので、今回の案件は、
太陽光案件の中では比較的安心感は高いかなと感じました。
自分自身は投資資金が完全に枯渇しているため、
今回は見送りになりそうですが、(予期せぬ早期償還とかがあれば参加出来るかもしれませんが・・・厳しそうです。)
資金に余裕のある方は、まだまだ満額までは時間がありそうですので、投資をご検討されてはいかがかなと思います。
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今までかなりの金額をお世話になっており、これからもメインの1つとしてお世話になりそうなので、そんなクラウドバンクを自分なりに紹介しました。