先日募集されたファンドが年率280%目安で早期償還されることになり、
投資した仲間みんなが驚いてしまった、そんなWARASHIBE(現:COZUCHI)について紹介します。
本来は、募集中の案件についても書こうと思ったのですが、
ちょっと長くなりそうなので、
事業者について書く記事としてみます。
まず、WARASHIBE(現:COZUCHI)は株式会社SATAS(現:LAETOLI株式会社)という会社が運営している事業です。
この会社は現在、GFAという上場企業が資本投入をしていて、
WARASHIBE(現:COZUCHI)の事業については、
GFAもかなり力を入れる見込みがあると考えているようで、
それもあって、現在は投資家にとってお得な案件が多い。ということのようです。
ちなみに、WARASHIBE(現:COZUCHI)はSATASが不特法1号2号の業者として募集している案件と、
(いわゆる普通の不動産クラウドファンディング形態)
SATAS(現:LAETOLI)は2号(ざっくり言えばサイト運営的な)のみで、
1号(業務管理、実質的な責任企業的な)は関連企業のTRIADが行っている案件があるのも特徴でしょうか。
この株式会社TRIADは元々GFAの系列の企業(?)のようで、
案件的には、より利回りの高くて、盛り上がりそうな案件はTRIADというパターンが今のところは多く見られます。
TRIADの副社長の武藤弥(わたる)氏は、親会社の役員でもあり、世の中にもそれなりに名前が知られているようです。
TRIADの社長、副社長のお二人が以前携わっていた会社で社長を務めていた方なんかも調べると、未だにGFAの流れで名前が出てきたり・・・
と、このあたりは、ここで深く掘り下げる部分でもないとは思うので、割愛しますが、
上場企業であるGFAや、その関連企業(?)であるTRIADが力を貸して盛り上げようとしている不動産クラウドファンディングということで、
裏に力のある方が関わっている感じもありますし、良くも悪くも攻めていく感じの事業者になりそうな予感です。
山っ気の多い自分としては色々な案件を見せてもらえたらなーとか思ってしまいます。
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ただ、そんなWARASHIBE(現:COZUCHI)ですが、
案件自体はそれなりに保守的な部分も感じられるというか、
「利回りが高い割に劣後出資の比率も高い」のは素直にいいなと思います。
不動産クラウドファンディングは出資者の資金を営業会社が借入金としてではなく、
手に入れられるので、その資金を使って、次の有望な不動産を入手したりが出来る。
いわば、レバレッジが強くかけられるというのが、営業会社として魅力ある事業です。
最初に1つでも2つでも物件を持っていれば、
その物件をクラウドファンディングに回して、
(借り入れをした場合の返済利率より)高い利回りを投資家に払う代わりに、
物件を自社所有名義のまま(抵当に入れることもなく)しかも、もらった出資金を使いまわせる。
みたいな感じですね。
例えばクリアルさんが大型案件を毎回募集出来るのもそういう使い方をしているからというのも恐らく一面あるだろうなと思います。
投資家は高い利回りをもらう。営業会社は借入履歴にもならず、物件を抵当に入れることもなく、お金が入ってくる。
ここがwin winな感じというところでしょうか。
企業としては、そういう図式なので、攻めの姿勢で経営が出来ると言えると思います。
つまり、なので、劣後出資が低いファンドが多い事業者はより攻めの姿勢であるということになりますが、
WARASHIBE(現:COZUCHI)に関しては、そこが抑制されているのか、劣後出資の比率が比較的高い。
これは、ごく一般的に言及される「投資家に対するクッション」
という意味でもありがたいですが、
その面ではなく、レバレッジをどこまでかけているか。
という意味でも堅実ということになるので、両面で安心感があるかなと思います。
このあたりはこの先、事業が波に乗ってきた場合に、
「より攻めたいから劣後出資が減る」であるとか「募集金額を多くしても資金が集まるから劣後出資を増やすまでもない」とかで変わる可能性もありますが、
現状は、安心感のある形で募集されているなとは感じますね。
また、長くなるので詳しくは割愛しますが、不動産クラウドファンディングはソーシャルレンディングとは違い、
利回りが高い=リスク高 利回りが低い=リスク低
という単純な図式とは違うスキームでもあるので、それを勘案すると利回りが高くて、劣後出資が多いというのは、より魅力的と一般的には言えるかと思います。
私自身、不動産とは無縁に30年以上生きてきたので、まだまだ勉強中であり、
上で書いたようなことは想像で書いている部分もありますが、
少なくとも、WARASHIBE(現:COZUCHI)に関しては、上場企業の支援の下、以前のスタンスより攻めの姿勢で運営がなされていることもあり、
しばらくは他社よりも良い条件のファンドが組成される可能性は高そうなので、
シンプルにその意味でも、いい営業会社さんではないかと感じています。
案件については締め切りが間近なので、詳細まで掘り下げませんが、
気になる方は上で書いたようなことを頭の片隅に置いていただきながら、案件をご覧になっていただければと思います。
五反田案件、広尾案件共に18日までが募集期間となっています。
(尚、ちなみに私の投資履歴についても書いておいた方がいいかなと思うので後処理的に書き足しておきます。
1:武蔵関(既に早期償還予定が公表済):10万(抽選で当選)
2:武蔵新城:2万(抽選で部分当選)
3:五反田:15万(先着分で当選確定)
以上、頑張ってお金を捻出しました(笑)
武蔵新城案件はもうちょっと高く当選すると思っていたので、
その分を五反田に足した感じでしょうか。)
↓最大利回り6%と書きつつ、(超早期償還とは言え)280%が現実になったのはちょっと面白いですね。今のところは堅実に。という書き方ですが、実際はもうちょっと攻めている気がします。昔からバナーが変わってないのかな?
攻めの不動産クラウドファンディング会社といえば、NO.1のこちらでしょうか。
※尚、不動産クラウドファンディングについて紹介する際は、知名度が劣るため、
類似した投資であるソーシャルレンディングをタグに入れています。両者は似たスキームですが、別物であることはご留意ください。
逆にソーシャルレンディングについて紹介する際は、不動産クラウドファンディングのタグは入れておりません。