投資型クラウドファンディング愛好家の案件考察ブログ

不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング愛好家です。比較的高利回り案件を中心に考察をしています。※当ブログは広告紹介、リンクが一部記事に含まれております。

刈られたワールド。

久しぶりに刈られた報告をしておこうと思います。

(その他、素人の能書きが下の方にあります)

 

1:アセクリ

 

アセクリさんの戸ヶ崎案件に刈られました。

ある程度の土地勘があるので、ちらっとこの間、記事に書きましたが、場所的には微妙な立地。

ただ、利回りは相応にあるし、その利回りの根拠も空室率とリンクしているので、

それなりにはいいファンドかなと思って出資しました。微妙に奮発。

 

その他に刈られるかもなーと思っているのは、わかちあいファンドの募集中ファンド。

これは、もう条件じゃなくて、償還資金をそのままそのファンドに入れればクラブハリエのバームクーヘンが食べられる!

っていうのに尽きる(笑)

本当に出資するかは決めていませんが、まあ、長期運用を考えていて、

1度投資したら、また優先的に投資出来るって条件なら、ギリギリありかなーと。

一応、前向きに考えているのでした。

って、案件についてちゃんと調べてなかったので、そこは明日にでもやるか・・・

わかちあいさんは何度か投資したり、投資するのを検討したりしてますが、

基本的にどれも胡散臭さはないので(開始まで遅いのにデポジットというデメリットがありますが)

信頼はしていますが、とはいえ、ちゃんと確認してから投資は考えたいと思います。

・・・いや、でも、バームクーヘンは食べたいなー(笑)

 

その他、あとは、クラクレでユーロ建てが償還になるので、この資金をどうするか考え中。

基本的には、円安がまだ続くだろうという見立てなので、そのまま再度クラクレに入れるイメージはあります。

まだユーロ高が続くと見て、東欧にするか。あるいは女性大統領になって、コロナ対策もそれなりに力入れそうな、

タンザニア建てにするか。あるいは東欧の円建てにしておくか。

更に言えば、複利で償還資金を全額行くのか、それとも単利的に同じ金額を投資して、利益分は他に回すか。

 

他事業者のファンドも気になるのは結構あるし、既に仮で刈られてるのも複数あるので、

うーん、悩むなーって感じですね。

にしても、115円くらいで投資したものが131円とかで帰ってくるって破格にラッキーですよね。

我ながら運だけはいいなと思います。

それこそルーブル建ても1回は大損しましたが、その前の1回はギリギリ、ルーブル高のところで投資したので、

辛うじてプラスで終われたり。(利回り1%未満でしたが・・・)

FUELのドル建て案件も、円高予想が多かった時期ですが、逆の見解を書いている人もいたので、

何となく山勘で投資したら、現状は円安が進んで、このままだと結構いい配当になりそうですしね。

ほんと我ながら、ラッキークッキー八代亜紀ということで。

 

その他には、たぶんクラウドバンクもそれなりの金額で償還されると思うので、クラバンにそのまま・・・なのか、

出金して、他事業者へ回すか。

クラバンさんもあんまり最近は元気がないですからね。

というか、豪ドル建てなんてのはさすがにやる気がしないよなー。

ドル建てだって円高リスクを結構感じるのに、まして豪ドルなんて、いかにも円高の影響を受けやすそうだし。

その割には利回りもそこまででもないですしね。

自分的にはちゃんと調べてないので案件の堅さは分かっていないですが、ないかな・・・

 

そして最後に冷静に考えたらここもあるじゃんと思ったのが、SBISL。

分配だけなのか、早期償還があったりするのか、NEOがどのくらい返してくれるのか。

 

って考えるともしかしたらそれなりに資金が手元に来るかもしれない。

どうするかは、まあ、その時に考えてみたいとは思うのでした。

 

ちなみに、とうとう手元資金が尽きたので、満期寸前だった定期預金を解約することに。

本当はそこには手を付けたくなかったのですが、いかにも刈られたくなる案件が最近多かったので仕方がない。

 

こうなると、ほんとSBISLには早くお金貸してほしいなーって気になりますね。

 

というわけで、徒然と刈られるワールドについて書いてみました。

 

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ところで、個人的には。と前置きしますが、アセクリのファンドなんかもそうですが、

優先劣後の劣後比率が低いってのは実はそこまで気にしていなかったりします。

というのは、優先劣後という仕組み自体はすごく良い仕組みであり、安心感のあるものだと思うのですが、

万が一にも、優先劣後の劣後出資者の損が続くようだと、結局、運営会社の倒産リスクが高まるわけで、

もし倒産ともなれば、その他のファンドも運営会社の所有権の物件である以上、

物件として優秀でもデフォルトするわけですから、そこにあまり頼るのも怖いというか、頼れるものでもないよな。

みたいな風に思っています。

 

名目上は、出資者のお金を使って物件を入手して、その利回りを還元し、劣後出資者は手数料や売却益をもらう。

というスキームで説明されている、不動産クラウドファンディングですが、

実際、そういう形で運営されているファンドもたくさんありますが、裏側は、営業会社がレバレッジをかけるための資金。

となっているのが実際のところというファンド、会社も多いと思うんですよね。

 

つまり、仮に資本金1億くらいの不動産会社が、自社物件で(仮に借入もなしで)5000万の物件を持っているとして、

この5000万の物件を利回り7%で運営したら、年間利益が350万出てるよ!儲かってるよ!

で、終わりなわけです。手堅いけど膨らみはしない。

もしくは、この5000万の物件を担保に、根抵当権でお金を金融機関から借りるにしても、

それほど多くのお金が借りられるわけではない以上(当然、物件価値より下回った金額しか貸してもらえない)

レバレッジをかけると言っても、どんどん値が小さくなって、膨らむ量は限りがある。

(5000万の物件を担保に3000万借りて、その3000万で入手した物件を担保に、また2000万借りて・・・みたいに小さくなるというか)

 

けど、これが不動産クラウドファンディングならば、5000万の物件を、5500万の物件価値として募集をしたりして、

(その場合、投資家への配分する利回りは多少下がりますが、

それでも手間なく儲かるわけだから、投資家は集まるでしょう。物件価値は計算方法次第で少しは調整出来るはずですし、

あるいは、単に入手した当時が5000万だったとしても、今の価値に換算して計算したら5500万でも帳尻が合うってこともありえるかも。)

ちゃんと満額埋まれば、利益は目減りするし、手間も多いですが、5500万円を借入ではなく、運営資金として手に入れることが出来、

そのお金は使途自由だから、次の物件入手にそのまま使えるわけです。

で、この5500万で更に価値のある物件を安く買えれば、更に、6000万とかで募集して・・・とか出来るかも?

もちろん、これは私の素人考えであって、実際には色々な経費がかかるし、不動産会社ですから、

元々借入額も多いでしょうので、その全容はこちらには分からないことですけど、

とはいえ、短期的には利回りはなくなったとしても、売却益がちゃんと取れれば、

その方が人の褌で相撲を取る的な感じで、会社としてはきっと安心だと思うんですよね。

借入ではない形でレバレッジをかけられるというのは美味しいというか。まさしく「わらしべ」的。みたいな。

(warashibeさんがそうだろうとかそういう意味ではなく、ちょっとしたシャレですが、

そういう側面はあるかもしれない会社さんかなとは思ったりもします)

 

というわけで、不動産クラウドファンディングの良いところは、運営会社がレバレッジをかけられて膨らむことが出来るので、

その分、投資家に高い利回りを払っても、win winになれる可能性があるスキームだ。

(手元に資金があれば美味しい土地や物件を機先を制して入手出来る。ということでしょうか?)

というところだと私は思うので、ということは、そもそも劣後出資で損が出るようなそんな美味しくない物件を入手したり、

運用したりしている会社があれば、それそのものが問題なので、劣後出資の比率で案件の良し悪しを考えるより、

案件の中身(物件の入手価格や賃料)の良し悪しの方が大事なのかなと思うんですよね。

本来、優先劣後があろうが、なかろうが、優先出資者のみならず、劣後出資者も損してはいけないとも言えるかもしれません。

 

とか何とか言っても、恐らくその劣後出資が損する場合は災害とか不測の事態的なことでしょうから、

それはそれであって困るものでもないんでしょうけどね。

 

私は素人かつ投資歴も浅いので、案件の良し悪しを正確に把握は出来ていないのですが、

でも、気持ちの上では、表面的な優先劣後より、そこを大事にしたいとは思っていたりします。

 

繰り返しになりますけど、どんなに劣後出資比率が高くとも、そこで救われるのは1,2度のことで、

それが頻発すれば、レバレッジをかけている場合、運営会社が資金ショートして、急速に怪しくなる可能性は高い。

ので、あまりそこばかりこだわるのは違うかなーとは思ったりします。

 

もっともリンプル、ジョイントアルファ的な、ただでさえガッチガチな会社さんが劣後出資を3割にして、

更にガッチガチにしているのは、本当に安心感があるので、仕組みそのものの良さは当然あるわけですが。

 

とりあえず優先劣後という言葉に頼るよりは、案件の詳細を考えた方がいいかなと自分は思っていて、

そこは、最悪の時に1回だけ助けてもらえるサービスくらいに思っている。という話でした。

 

このあたりはまだまだ自分も勉強不足な部分になりますので、見当違いのことも書いているかもしれません。

また、色々自分なりに考えて投資していきたいと改めて書いていて思ったのでした。

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