投資型クラウドファンディング愛好家の案件考察ブログ

不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディング愛好家です。比較的高利回り案件を中心に考察をしています。※当ブログは広告紹介、リンクが一部記事に含まれております。

新しいソーシャルレンディング業者を見つけた。

まず、この記事は「広告」とか「宣伝」ではないことを予め書いておきます。

あくまでしがない一投資家がネットに載っている情報を読んで、

知ったこと、思ったことを書いているという内容になりますので、内容の真偽は読み手の方に判断いただければと思います。

 

昨日、何気なくだらだらっとネットを見ていたら、

「・・・?ソーシャルレンディングの新しい業者が出来てるんだ。珍しい。」

と思いました。

 

で、その名前ですが「アンシンバンク」という名前でした。

まー、個人的には名前には結構アレルギーを感じてしまいやすい方で、

 

どうも安心とは限らないのにアンシンバンクとか、大家じゃないのに大家.comとか、

んー。と思ってしまう方です(笑)

まあ、このあたりはネーミングの問題なので感じ方は人それぞれでしょうけどね。

 

内容に関しては広告ではないし、推奨していると思われてもなんなので、

本当に興味のある方はネットで探っていただければと思いますが、

さらっと書くと、インドネシアの人への貸付用資金。ってことでした。

 

確かに20年後?30年後?

インドネシアの国としての力は日本を超えるなんて話もあるし、

(何しろ人口が半端なく多いし、国としての若さが全然違う)

年を経れば経るごとにインドネシアのGDPは上がる一方なんでしょうね。

 

そういう意味で、成長市場への投資というのはなるほどと思わせるものがあります。

まあ、なので、クラクレのインドネシア版みたいな感じのイメージですかね。

この先が色々あるとして、他の案件が出るか。ですけど、運営会社と会社としての需要家が緊密な感じがあるので、

恐らく、しばらくはそこ専門みたいな感じなんじゃないかなーと思うんですよね。

 

運営会社は、サン・キャピタル・マネジメント株式会社という大阪の金商業者で、設立は昭和47年とのこと。

略歴なんかも見ましたが、実際長く設立してから経っているのは間違いなさそうです。

金商業者の会合のPDFみたいなのもたまたまネットに落ちててちらっと見ましたが、並び順の意味は分からないですが、

結構前に載っていて、古いからなのかなーとか思いました。

ちなみに、当然金商業者なので、各ソーシャルレンディング、各不動産クラウドファンディング業者の名前もちゃんとみんなありましたね。

あ、もちろん趣味の一口馬主も金融商品ですので、一口馬主の会社も思いつく限り目で追いましたけど、みんないました。

 

というわけで、一応会社が古いってのは分かった感じ。

 

ちなみに、燦キャピタルマネージメント株式会社という似た名前の会社もあるようですが、これとは無関係。

こっちの燦さんの方にそのあたりは記載がありました。

こちらは上場企業で更に大きい会社みたいですね。

こっちもクリーンエネルギーとか色々書いてあって、

なんかいかにも混同されそうな感じがあります。

 

で、案件のスキームを見たのですが、これがややこしくて頭が混乱しました。

 

投資家はサン・キャピタルさん(アンシンバンク)へ出資します。

すると、サン・キャピタルさん(アンシンバンク)がアンシンファンドというインドネシアの会社の日本法人へ更に出資します。

で、アンシンファンドが系列会社への貸付として、BDH社という親会社に貸し付けます。

 

すると、このBDH社が別の系列会社PID社が運営しているサイト上で資金を欲している個人や法人に貸し付けする。みたいな感じです。

ちなみに、このPID社(サイト運営会社)の親会社である、

ASI社の連帯保証もつくそうです。

 

・・・何言ってるんだ。みたいになりそうですよね。

 

サンキャピタルさんをX社として、インドネシア系の会社をABCで振っていくと、

 

X社がA社へ出資⇒日本法人であるA社が系列会社のB社へ貸付⇒B社が系列会社C社のサイトの利用者への資金として貸付⇒このA社からB社の貸付についてはC社親会社であるD社が連帯保証する

 

みたいな感じのようです。

 

ただ、上では一旦そう書いたのですが、

サン・キャピタルさんは私募の取り扱いって書いてあるし、

FUNDS方式というか、サン・キャピタルさんは募集して手数料を取っているだけで、

直接お金の動きには関係しない。

みたいな感じにも読めるんですよね。

一応リスクのところに、当社の経営が云々・・・みたいに書いてありますけど。

そのあたりは素人には難しい。

まあ、説明書きにもサン・キャピタルから出資って書いてあるので、

リスクはあるってことにしておいた方が無難なんでしょうけど。

 

まー、上のような複雑な流れを通るし、資金が通るだけの日本法人A社、

サイト運営会社ではあるもののお金のやり取りはしないC社という存在があることと、

B社とD社の関係性は・・・?

みたいな難しい部分があるので、怖いと言えば怖いですよね。

 

通る先が多くなればなるほど、

そのうちの1つがおかしくなっただけで資金が流れなくなるわけですし。

クラウドクレジットなら、クラクレが金商業者で、

エストニアのクラクレが貸金業者ということで、資金需要家ではなく、投資家側の立場(一応?)が2社なのでまだマシですが、

今回の場合は、需要家側の立場の会社が多数関わるわけなので、個人的には怖いかなと思ったりします。

 

で、やっとそのまま、本題的な話に行くわけですが、【サン・キャピタル・マネジメントに処分歴がある】

というのが、今回調べていて気になりましたね。

 

内容としては、「事実と違う私募取り扱いをした」ということらしく、

かいつまんで書きますが、

 

サンキャピタルさんは、合同会社MT社へ出資したお金で、MT社が入手したパチスロ機を系列企業LIG社へレンタルし、

LIG社がお店に更にレンタルすることで、利益が出て、投資家へ還元される。

みたいな、スロットの機械のオーナーを募集していたらしいです。

 

がしかし、いつの間にか、LIG社がレンタルではなく、

お店に機械を販売していたり、MT社がLIG社の経費として使うために、

そのお金を渡したりってことが出てきて、処分になった。

・・・そうです。

 

これはソーシャルレンディングでもいかにもありそうな・・・

というか今まであった話ですよね。

(その当時私は始めていなかったので、

maneoマーケットの諸々の会社へは登録していません)

ざっくり言えば、そういった募集を過去にしたことがある要注意な会社っていうことは言えるのかもしれません。

処分内容にもそれを知ってから対処しなかったとか、モニタリングしてなかったとか、

なんだかSBISLでも見たような言い回しが書いてありました。

ってか、まあ、SBISLとテクノシステムの関係とも似ているか。いや、そっくりか?(笑)

 

それ以外のことについてはサン・キャピタルさんについての悪い話は特に見つからなかったですけど、

ちらっとそのパチスロの件を調べたら、そういった問題が出た、MT社、LIG社と、

そのファンドをメインで募集していた、S社はみんな倒産していると出てきました。

この件について興味のある方は、

「warikan」というワードで調べてみるといいみたいです。

私はそこまで強い興味があるわけではないので、ちらっと読んだ程度ですが。

 

まー、サン・キャピタルさんはメインで募集していたというわけではないので、

モニタリング不足とか、不適切な募集とかという程度の扱い。

で処分されたんでしょうかね。

メインで募集していたS社は取り消しってなってますしね。

 

以上が気にかかった話です。

 

それと、ちなみに、他に気になったのは、

「プロジェクト内容を画像にしている」という部分かな。

本来であれば後発だし、積極的に文字にして、有名ブロガーに引用してもらったりした方がプラスに思えますけど、

あえて画像にしているってのは、文字として残したくないという意思を感じますよね。

こういうところも、いざという時に差し替えられるように・・・

なのか、手慣れてる感じはありますね。

 

というわけで、話が色々それてしまいましたが、

新しいソーシャルレンディング業者を見つけた。

その業者は金商業者として古い歴史がある。

ただし2016年に処分を受けている面もある。

インドネシアへの投資で将来性はあるのかもしれないが、

系列の会社が何社も登場するので、

資金の流れが正しく進むのか不安に思える部分もある。

 

という感じでした。

私は今のところ投資する余裕がないので、投資はしませんが、

気にして見てみようかなとは思いました。

 

以上、たまたま昨日見つけたので、書いてみました。

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